怒りの作法~日々反省~ / 五十嵐憲幸(ホームケア土屋 東北)

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こんにちは、東北ブロックの五十嵐です。
今回のテーマは怒りの作法。
人それぞれ様々な「怒り」がありますが、まずは検索を。

怒り(いかり、英:anger)とは、人間の原初的な感情のひとつで、様々な要因・理由で起きるもの。例えば目的を達成できない時、身体を傷つけられた時、侮辱された時などに起きるものである。憤り(いきどおり)とも言う。用言、動詞的な表現としては「腹を立てる」「立腹」「カッとなる」「頭に来る」とも。(2021年5月7日 (金) 03:26 URL:怒り – Wikipedia )

不快になったり、自分の思い通りに物事が進まなかったりした際にやってくる感情ですね。
人間、寒すぎても暑すぎても不快になりますし、一日入浴しないだけでイライラしたりもします。

ところで私には二人の息子がおりまして、もう30歳と25歳なので日常的に関与することはありませんが、お恥ずかしいことに二人が子どもだった頃はよく怒鳴りつけたり説教したりしたものでした。

その当時を思い出しながらどれだけ「怒り」の感情を抱いていたかを、そしてそれは全て親である私の責任、つまり自分自身が原因であったことへの反省を踏まえてお話ししてみたいと思います。

「早くしろ!」
特に登校時や休日の外出時等によく言っていました。

早く起きろ・早く食べろ・早く用意しろ…
登校の準備や着替えの支度については前の晩にする等が時間短縮に繋がりますし、落ち着いて揃えることができます。

起床は就寝時間と起床時間をきちんと習慣化することによって解決できたと思います。もちろん朝食も事前準備と余裕を持った起床時間で会話をしながら毎日ゆっくり摂れたことでしょう。

外出時については裏を返せば「私の都合で立てた計画が思い通りに進まなくなるだろう」という意味の私自身の身勝手な「早くしろ」でした。

「いい加減にしろ!」
コンビニやスーパーでの買い物中に「〇〇が欲しい」を連呼されたり、遊園地や公園で遊ぶことをやめようとしなかったり、そんな時にこの言葉を使います。

これは「加減」をきちんと伝えていなかったから起きてしまった現象でしょうか。つまり子どもにしてみればきっと「我慢する理由が分からない」や「やめる理由がわからない」から加減できなかったのだと思います。

欲しいものをすべて購入していたらお金がいくらあっても足りない。お金が足りなくなったら美味しい食事も楽しい旅行もできない。

いつまでも遊んでいたら帰りが遅くなる。夕飯も入浴も就寝も遅くなって翌朝起きられない。

私もそうですが経験してみないと分からないことがたくさんありますし、一度〇〇したら(〇〇しなかったら)こうなる、ということを早い段階で経験(体験)させるべきだったのかなと。また、どうしても経験できないことは本やビデオ(当時はまだビデオしかありませんでした)などから学ばせる方法もあったはずです。

「何やってんだ!」
これは親から見て危険なことや他人の迷惑になることをしたりしそうになったり、ひとの話を聞かずにふざけているときなどに発する怒りの言葉です。突発的に起こる場面が多いので、特に感情が高まっていたと思います。

子どもにとっては「好奇心」という知的活動の根源だったものが、親にとっての危険回避だったり人目を気にしたりという意識から取る安易な行動により、個性の尊重や自由な行動から得られる成長を妨害していたおそれがあります。

ひとの話を聞かないことについては特に「私の話を聞かない」が当てはまったりしますが、それだけ興味を引くことができなかった話の内容の乏しさ、魅力のなさ、だったのでしょう。

「うるさい!」
つべこべうるさい、の意です。

ただの言い訳やわがままを言っているようにしか聞こえなかったりと、つまり聞き分けのない子どもに対して発してしまうセリフですが、実は主張を無視していたことになりますし、思い返せば何より親の「押しつけ」でしかなかったケースが多かったように思われます。

いずれにせよ、ひとまずしっかりと彼らの話を聞いてあげるべきでした。

「勝手にしろ!」
これはもう完全放置です。

信頼など微塵もない突き放した言葉であり、ひょっとしたら心に深い傷を負わせてしまったかもしれません。

二人の息子は以上のような理不尽ともいえる私の怒りの被害者であったわけなのですが、おかげさまで妻を含め友達や周囲の皆さんに良くしていただきながら、彼ら自身の個性を埋没させることなく今ではほぼ自由闊達に生きており、「怒り」以外のところも含めると教育的にはまずまずの結果でよかったと安心している次第です。

今自宅には「にこ」という名前の犬がいるのですが、まるで昔の自分を他人事のように書きながらも「にこにも同じように怒ることがあるな…」とふと我に返った自分がいました。
もう怒鳴るようなことはしませんが、私自身あまり成長していないのかもしれません。

株式会社土屋のミッション・ビジョン・バリュー、特に『バリュー』を読み返して毎日の行動や言動を反省し、日々成長しなければいけないな。

 

五十嵐憲幸
ホームケア土屋 東北

 

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