より良い組織作りのために / 大庭竜也(本社・総務)

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より良い組織を作る為には、主体性をもった集団を作り継続的にリーダーシップを取る事が出来る人材を増やす為のアプローチが必須だと考えます。

会社の組織とは、個人では生むことが出来ない利益を生むことができるのが組織の意味だと考えております。
会社として、利益の最大化は必須だと思いますので、その為に必要な事は主体性をもった集団を作る事が出来るかどうかだと考えます。

主体性とは、自ら課題・原因・解決策を考え実行する事だと思います。
そして主体性を伸ばしていくとリーダーシップが芽生えてくると考えており、リーダーシップとは主体性を持って周囲を治め方向性を示す事だと考えます。

その為、より良い組織を作る為には主体性を伸ばす仕組み作りが必須であり、そこから人選を行いリーダーシップが取れる人材を選出する必要性があると考えます。
この繰り返しでより良い組織作りが出来ると思っております。

では、主体性を伸ばす仕組み作りで最も大事だと思う事は【任せる】事だと思います。
部下に仕事を任せ、決定権を持たすことで自ら行動し課題に取り組む仕組みが出来ます。
とはいえ、正しい意思決定が出来ているのか?など違う方向に行く可能性がある為、
プロセスの確認とフィードバック、そして助言は必須だと思います。

私の経験上、完璧すぎる上司の元では部下は育たない。と考えております。
なぜなら、任せる事をしないからです。その為、主体性が失われ自主性のみ養われていく。
主体性と自主性は似ていますが全然違います。

一例を挙げると、会議の議事録です。
事前に議事録を書くという事が決まっており、自ら率先して『自分がやります』と手を挙げる。これが自主性だと思います。
一方、主体性とは議事録を書くと決まっていない中で自ら考え『この会議は議事録があった方がよい』と思い、行動に移す事。これが主体性です。

自主性もとても素晴らしい事ですが、一番違うポイントは責任の所在地です。
自主性の責任は他者。主体性の責任は自身。
ここがポイントだと考えます。

責任が自分に降りかかってくることは、避けたいから主体性ではなく自主性で。
という方も多くいると思います。

また、主体性的に発言や行動が出来ない理由は自信がないからです。
『自分なんかが発言しても役に立たない』『この意見は言わない方がよさそうだ』などマイナスの気持ちから主体性が失われていってしまいます。
逆に言うと、自信をつけさせることが出来れば、主体性が芽生えてくると考えます。

自信をつける為には、小さい目標設定をいっぱい作る事が重要だと思います。
成功事例を作る事が自信をつける第一歩だと思います。
例えば、目標を達成した時。誰かが喜び人の役に立ったと実感した時。などなど。
一緒に喜び、褒めて共有する事。
小さい事ですが、徐々に大きくしていく事がとても大切な事だと思っています。
この繰り返しで主体性が芽生えていきリーダーシップも芽生えてくると思います。

そして、主体性の芽生えとして非常にわかりやすい傾向はスピークアウトです。
スピークアウトとは会議などで意見を言い合えることです。
今まで自信がなく、自分の意見が言えなかった人がはっきりと意見を言えるようになったという事は主体性があると言えます。
スピークアウトを行う事で、課題への訴求が速くなる事はもちろんですが、
一番重要な事は、一人ひとりの成長に直結しているということです。

主体性を養うためには、【仕事を任せる】ということだと述べてきましたが、
仕事を任せる=上司は我慢をする。という事が必須だと思います。
新しいリーダーを作りたい。人材を育成したい。という思いはあると思いますが、
心身ともに、上司の方に余裕がなければ主体性も育たないと考えております。

なぜなら、絶対的に上司の方が仕事をした方が早いからです。
そして、ミスも少ないでしょう。
そういった側面に対して、上司の方は我慢して最後までやり遂げる所まで見守る事がとても大切だと思います。
これが我慢できない人。は組織の発展はないと考えます。
より良い組織作りはできないでしょう。

部下に仕事を作る。仕事を任せる事が出来る。これも一種のスキルです。
主体性を養う事は出来なければ、リーダーシップも芽生えないと述べて参りましたが、
まず大前提に上司の方々の準備がとても大切でスキルを磨く事が必要だと思います。
そして、部下の方々が発言できるように心理的安全性を保つ環境作りの構築です。
仕事以外のコミュニケーションを図り、個々の背景や興味関心を知る事が第一歩だと思います。
一方的に聞くのではなく共有しあうことで相互理解する事がとても大切だと考えます。

結論、【より良い組織作りのために】上司の方の心のゆとりと仕事を任せるスキル。
そして、主体性を養う為に決定権を持たせ、プロセスの確認と細かいフィードバック。
自信をつける事が最大の近道だと思いますので、小さい目標設定をたくさん作り、
一緒に喜びを共有する事。

この繰り返しで個々の主体性が養われ、リーダーシップ力が芽生えてくると考えます。
リーダーシップを発揮できる人が多ければ多いほど、よい組織に近づくと思います。

以上が、より良い組織作りのために必要な事だと考えます。

 

大庭 竜也(おおば たつや)
本社・総務

 

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