よりよい組織づくりのために / 野呂一樹(ホームケア土屋 関西)

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「日本一働きたい介護会社を目指す!」
私ども(株)土屋の小黒副社長の想いである。
「この想いを実現したい!」と思っているのは、マネージャー陣全員の想いだと感じているし、「この想いを実現してほしい!」と思っているのはマネージャー陣含めた社員全員の想いだろう。

この想いにあった組織を職員や各事業所、そして株式会社土屋として達成させるためになにができるか、なにをしなければいけないか。
私自身も組織の一人であり、組織を率いる立場として日頃から様々なことを心掛けてはいるが、不十分なのかもしれない、と常に考えながらよりよくしていきたい、と考えている。

今回のテーマである「よりよい組織づくり」のために、よい機会ととらえアテンダントのみなさんがどう思っているか、どのような組織になってほしいか気になり、今後の参考にもできると思い、何人かに伺ってみたところ、みなさんほぼ同じようにお答えいただいたのが、「風通しのよい職場」「コミュニケーションがとりやすい」という意見だった。

具体的にこの2点は、「コミュニケーションがとりやすい」職場を心がけていけば「風通しのよい」職場になるだろう。
「コミュニケーションがとりやすい」職場、関係性を作る。
これについて、私が常に心掛けているのが「話しかけられやすい空気を作る」「雑談に重点を置く」というこの2点だ。

「話しかけられやすい空気を作る」は、話しかけられやすくしないと、相談もできなければ報告や連絡もできない、ひどいときはただただ息苦しいだけの関係になってしまう。特に私は無表情でいると「怖い」とよく言われるので、できるだけ笑顔で、また関係ができるまではこちらからコミュニケーションを積極的にとるようにしている。

コミュニケーションについても気を使い、関係ができるまでは「相手に話してもらって聞くこと8:2こちらから話すこと」の比率で聞くようにし、「否定ではなく肯定」、「相手の感情にあわせる」等様々な手法を使って(本当に不十分だと感じているが・・・)、コミュニケーションをとり関係を構築している。

また「雑談に重点を置く」ことも大事にしている。昨今のご時世、ネット上での会議等が増えており、どこででもどんな方とでもすぐ顔をあわせて話ができる、ということにとてもメリットを感じているが、その議題以外の雑談がしづらいというデメリットも感じている。話しやすい関係を作り、雑談を通じて冗談等を言いながらも人となりを互いに理解しあう、ということが実はとても大事ではないか、と感じており実践している。

もう1点の「風通しのよい」職場は、このコミュニケーションがとれ、それぞれみんなの関係ができてくると、自然と風通しのよいといえるような職場になると思うが、あわせてもう1点、「風通しのよい」職場にするには、「透明性」ということが大事だと感じている。みんながどのようなことをしているか、仕事内容や働き方の見える化もそうだが、会社そもそもの組織の見える化も必要であると考えている。

株式会社土屋の高浜代表は会社としての「透明性・見える化」を基本として考えていただいているため、ここについてはある一定、情報共有の場の確保はできていると感じている。
具体的に、社員オリエンテーションを毎月開催し、様々な会社内部の事情を説明する機会等を作っている。

ただ、ここ最近、このような情報共有の場で情報を発信していても、受け手側がアンテナを張っていないと届かないということ。当たり前の話だが、とてもよく感じている。
このアンテナを張っていただくために、またこちらのコミュニケーションに振り向いていただくためにどうするか、がとても大事な課題であると感じている。

冒頭にも記載をした中で、小黒副社長の想いを「この想いを実現してほしい!」という声、一方的に「ほしい」と望んでいるのではなく双方向的に「していきたい」と少しずつでも意識していただくことが大事だと思う。
それらをクリアするためにも、コミュニケーションのとりやすい関係の大切さ、が大事だろうと考えている。

雑談の中で、この「透明性・見える化」を伝えていき、最初は少しずつでも私を通した話を間接的に聞いてもらい、最終的には会社の声を直接聞いてもらえれば、2点目の「風通しのよい」職場は達成できるのではないか。と考えている。

私自身、この「よりよい組織づくり」のために様々な事柄を意識しながら取り組んでいるが、冒頭にお話ししたようにまだまだ力不足、不十分な力量に自分自身の努力をもっと続けていきたい。
また、少しでも同じように考えていただければよりよい組織はみんなの望んでいる形に近づくだろう。みんなが思っている目的地や想いは同じだから。

 

野呂 一樹(のろ かずき)
ホームケア土屋 関西

 

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