より良い組織作りのために / 岡田千秋(ホームケア土屋 ゼネラルマネージャー)

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大きな組織を任される事となった時から、常に自問自答している事がある。
良い組織を作るためにはどうすればよいのだろうか、、、それが今回のコラムテーマとなった。

①「お互いを理解し合う為の対話」

当たり前の事だと思われるかもしれないが、組織は人が作っている。組織が大きくなればなるほど、多種多様な人々の集まりとなる。性別も年代も趣味も嗜好も考え方も違う様々な人々で、組織が形成されていく。ただの人の集まり(グループ)から理念が浸透した(チーム)、そして事業を行う(組織)へ

そこには、当然世代間の考え方の違いや価値観の違いで違和感が生まれるが、対話する事により、お互いの考え方を知る事で新しい価値観への気付きが得られ、理解へと変えていけるのではないだろうか?

とはいえ、違う世代との対話は、言うほど簡単な事ではない。何十年とその価値観でこれまでの人生を歩んできたのだ、そう簡単にやすやすと考え方を変えてたまるか!と言う向きもあろう。ともすると、敢えてこの組織からはみ出したくもなるかもしれない。

その思いさえも理解して、さらなる対話を重ねていく事が重要となる。会社や組織への不満や違和感に悶々としている人があれば、その不満や違和感がどこから来るのかを共に探り、解決へ向けての道標を言語化し共有する事で、周囲に共感してくれる人や一緒にやろうという人の存在がある事の安心感がその人を大きく変え、その積み重ねが組織を強くしていくのだと考える。

②「すべての人がリーダー」

これまで、私は、「リーダーシップはそのチームを率いるトップにのみ求められる」との認識だった。しかし、全員がリーダーシップをもつチームは圧倒的な成果を得られると感じるようになった。

リーダーとは、何も大きなチームや組織である必要はなく、現場単位であったり、家族や夫婦間であってもいい。小さな社会を形成し、自分以外の人とつながり、共に目的意識を持ち、気持ちを通わせ、意志を決定しながら、より良い物を作り出していく。このプロセスを踏める人々の集まりは強い。

例えば、一つの現場において、リーダーはコーディネーターのみならず、そこに関わる全てのアテンダントが、共に「その現場をより良いものにしたい」との目標のもと、現場ミーテイング等で、お互いの思いを共有し合い、お互いの意志でルールを決める。
進行係は交代で担当し、それぞれ責任を持ってミーティングを遂行していく。そのようなリーダー経験を体験する事で、リーダーの大変さを知る事により、ただ単に、リーダーのみが意見を伝えるミーティングより、はるかに有意義で、強いチームが生まれる。

会社からの指示による「やらされ感」ではなく、自分たちの力を最大限発揮できる工夫や働き方、関係性等を模索し具体化する事で主体性の集合体となっていくのではないだろうか。

言い尽くされた、月並みな言葉になるかもしれないが、社員一人一人が「より良い職場にする」という目標を持ち、対話を重ね、意思疎通を図る。より良い方向に変えようとする意志と正しい知識を持って行動する事。

人は弱いもので、うまくいかない事があると、つい「上司や会社のせい」にしてしまいがちであるが、自身もチームの一員である当事者意識を持ち、リーダーシップを発揮していく事ができれば、おのずと組織はより良いものになると感じる。

周囲は、その行動をもって、その人に適切な評価と感謝の念を抱く事が、さらに良い循環となっていくのだと思う。

 

◆プロフィール
岡田 千秋(おかだ ちあき)

長い間のお花屋生活→50歳から介護の世界へ まずは高齢者介護→重度訪問介護(管理者)→2018年ESL入社→(株)土屋に入社

好奇心旺盛でPCや写真を撮る事が大好き。
Webデザイナーになりたくて、Webクリエイター,photoshop,Illustratorの一級を取得するも、そんな甘い世界ではないと思い知る(-_-;)
お花の写真をインスタでチミチミUPしては楽しむ→放置中のインスタhttps://www.instagram.com/o.chiakira/?utm_source=qr

「92歳のインスタおばあちゃん 西本喜美子さん」を目指す

失敗や挫折(修羅場)も沢山あったが、これまでの経験が今に生きているとシミジミ実感中。
無駄な経験は1個もないと再認識しているアラカンおばちゃん。

「陰(マイナス)な言葉は使わない教(檀家なし)」の一人教祖(笑)

 

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