「信頼」とは? / 五十嵐憲幸(ホームケア土屋 東北)

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スーパーボランティア。
その年の新語・流行語大賞にもノミネートされたらしいので、ほとんどの方がおそらく一度は耳にしているであろう九州は大分県在住、尾畠春夫さんの「肩書き」である。

既に3年が経とうとしているが、尾畠さんは2018年の夏に山口県で行方不明となっていた2歳の男の子を発見して大きな注目を集めた。

当時放送していた情報番組ではしばらくの間このネタを扱っていたのだが、もっとこの人のことが知りたいと思ってタイミングが合えば努めて見るようにしていて、そして見るたびに尾畠春夫という人間に対する興味が湧いていった。

尾畠さんのボランティア活動歴は由布岳登山道整備のボランティアを行った1993年からスタートするのだが、新潟県中越地震・東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨、ほか多くの被災地を廻って災害ボランティアに参加、また清掃活動や行方不明者捜索など多岐にわたって活動を行っており、特に東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町には震災後10年が経った現在も通い続けているという。

直近では2021年、今年の春に東京オリンピック聖火リレーのランナーとして地元大分県日出町を走って元気な姿を見せてくれたようだ。

そんな尾畠さんには尾畠語録ともいえる数々の名言がある。
「困ったときはお互い様、明日はわが身かもしれないから」
「困っている人に手を差し伸べさせてもらいたい、ただそれだけです」
「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」
「人の命は地球より重い」
など。

少しでも興味のある方は「スーパーボランティア」で検索してYouTube等をご覧いただければと思う。

知れば知るほどその誠実な人柄と謙虚な姿勢に頭が上がらないのだが、今回コラム執筆において「信頼」というテーマを与えられ、関わったことなどないのに信頼してしまっている尾畠さんのことを書かせていただいた。

信頼とはなんだと聞かれても、字を見て「信じて頼ること、信じてもらって頼られること」ぐらいにしか答えられず、自身100%信頼に値する人間でもないが、いつか尾畠さんの傍らでボランティア活動に勤しむ自分の姿を想像しつつ、可能であれば彼に信頼されるよう精進していきたいと思っている。というかこのコラムを書いていて思った次第だ。

最後に、このコラムにおける尾畠さんの情報はおおよそWikipediaとYouTubeから拝借しているのだが、信頼度の高いWikipediaにおける編集者(情報の提供者)は全てボランティアでそれを行っているとのことで、尾畠さんに対して同様、ボランティア活動としてウィキペディア_尾畠春夫の編集をしてくれた方にも敬意を表し、併せて感謝申し上げたい。

参考:尾畠春夫 – Wikipedia  2021年5月22日 (土) 07:06

 

五十嵐 憲幸(いがらし のりゆき)
ホームケア土屋 東北

 

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