いつも心に素直さと謙虚さと誠実さを / 野呂一樹(ホームケア土屋 関西 ブロックマネージャー)

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「俺がいないとこの事業は成り立たない!!」
以前、関わっていた会社の課長級の方で、この言葉を大声で叫んでいる方がいた。
実際そうなのかな?と思い、その方の部下である課長補佐に「そうなんですか?」と聞いてみたところ、「全くそのようなわけはないです・・・お見苦しいところをお見せしてしまい申し訳ございません。」とのことだった。

実際、私としてもその課長級の方と話をしても全く話が通じず、説明のほうに時間を割いており、しかし課長級のため話をしないと事業が進まないことも多く、丁寧に、時間をかけてお話を進めていた。

お察しの通り、その課長級の方はそのような傲慢な方なので、とても骨を折る相手だった。逆に課長補佐の方は、とても謙虚でどのような相談にも親身に乗っていただきスムーズに業務を進めることができた。

年度が変わり、担当課長が変わり、先述の部下の課長補佐が課長に昇格をしたところ、全くの滞りがなくスムーズに、また昨年度よりも濃密に業務の連携がとれ、よりよい成果となった。

その感謝を伝えたところ、
「いえいえ、昨年度はご迷惑をおかけしました。今年はもっとよくなったのでよかったです。」ということだった。

私からは、
「課長さんこそ、去年のあの方がおっしゃっていた『俺がいないとこの事業は成り立たない!!』ですよ!」
と、こびへつらいでもなく、本心でお伝えをしたところ、
「そんなことないですよ。どんな仕事でも誰でもできますよ。だからこそ自分がやったという爪痕は残しておきたいですよね。」
ということだった。

実際、新しい課長になってからはそこの課のメンバーとの関係は良好で、過去で一番の結果だったこと、そして実際業務を進めていた私はとても手ごたえを感じた時間でした。

この経験を踏まえ、「どのような仕事でも自分以外の誰でもできる。ただ、その仕事の濃淡は人による。」ということがポリシーになっていった。

新しい課長はとても尊敬できる方で、常に腰が低くフランクで話しやすく、年の離れた私にも誠実に話していただき、謙虚で自分より他人を立てていらっしゃった。だからこそ彼が話されていた内容ということは、とても心に残っている。

あの新しい課長と同じような対応をできる男なってみたい、と常に思っており、このポリシーを心に留めながら、驕らず、自信を持って爪痕を残していきたい。

 

野呂 一樹(のろ かずき)
ホームケア土屋 関西

 

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