私が介護を始めた理由 / 魯山香織(ホームケア土屋 大阪)

  • sns

「介護を始めた」という所まで遡ると、15年以上も前の話になる。
私は、環境防災科という阪神淡路大震災の教訓を元に作られた学科がある高校に在学していた。
主に防災やボランティア、地震の起きる仕組みや国際交流など、勿論福祉の事も様々な事を学んだ。
その3年間の高校生活の中で、将来は福祉関係の職に就きたいなという気持ちが少しずつ芽生えた。そこで介護を選んだ大きな理由は正直ないのだけれど、卒業後の進路は就職一択だった私は、無資格でも仕事が始められる介護業界を選んだ。という安易な考えである。

その後、転勤で仕事を始めた私は、1年半で介護を辞め、10年間全く違う仕事をした。
「いつか介護に戻ろう・・・」と思っていたら10年あっという間に過ぎていた。

私は、承認欲求の塊のような人間なので、介護の仕事を通して自分の欲求を満たせられるような気がしていた。10年間勤めた会社も仕事内容はさておき、会社内の人間関係に凄く依存していたし、承認されている事を常に感じられていたので続けられたと思っている。

土屋に出会い、また介護のお仕事を始めることになったわけだが、最初に介護を始めた時とは少し変わったかもしれない。勿論、クライアントやアテンダントには求められる存在ではいたいという思いは変わらずあるが、それ以上に単純で重度訪問介護がもっと世に広まってほしいと思う気持ちがある。そして支援を必要とされている方皆がサービスを利用できるようになればいいと強く思う。それが私の日々の1つ1つの業務に繋がっていると思っているし、感じることができる。

求人の面接を担当し始めてから、強い気持ちや意思をもって面接を受けに来られているなと感じる方は少ない。それでも介護の仕事に興味を持ち、土屋に興味を持ってくれたこと、まず最初の1歩はそこからで良いと思う。
1人1人の力は小さいかもしれないが、合わさることで、凄いパワーも発揮すると思っている。小さな声を拾い続けるために、日々邁進していきたい。

 

魯山香織(ろうやま かおり)
ホームケア土屋 大阪

 

  • sns