私が介護を始めた理由 / 梅山真一郎(ホームケア土屋 九州)

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皆さま、日々温かいご支援誠にありがとうございます。九州ブロックの梅山と申します。
久々のコラムで若干緊張しておりまして、拙い文章ですが最後までお付き合いください。

私が介護を志した主な理由は、結果から言うと[ノルマがない正社員になりたかった]からです。

今、思い返してこの文章を書いていると、なんと低い志で不純な動機なんだと思います。しかし、当時は営業、販売の仕事ばかりやっていて、数字と戦う日々で当日のノルマを達成しないと会社に戻れない、ひいては帰れない。そのような状況で転職を繰り返して心が疲れており、ノルマのない仕事で正社員になりたいなと、ぼんやり思いながら就職活動を始めました。

ハローワークに行くと介護職の求人が溢れており、介護職=[施設で高齢者を介護するイメージ]しかなかったのでなんとなく「有料老人ホームで働きたいのですが。。。」と相談したところ、ヘルパー2級(現在の初任者研修)以上の資格がないと働けません。と即、断られました。

当時の私は、こんなに給与が安くて、これだけ求人も多くて、離職率も高いと噂される介護職は働くのに資格までもいるのか。とそのハードルの高さに愕然としました。諦めようとしたその時!!相談員さんからハローワークで無料で資格取れますよと教えていただき、その場で応募致しました。

30歳の節目で無事ヘルパー2級を取得して、様々な事業所の面接を受け、様々な事業所から内定をもらい、改めて介護職の有効求人倍率の高さを実感しました。そして6年間お世話になることになった有料老人ホームで働くことになります。ここまでが私が介護を始めた理由です。

では私が介護を[続けた]理由まで少し掘り下げてお話させていただきます。

最初に担当した部署は重度の認知症フロアでした。そこで4年程担当させていただいたのですが、何となく私の顔は見たことあるなーぐらいまでは最終的になったのですが、最後まで名前を覚えていただくことは叶わなかったです。

20人弱の利用者さんを10人ほどのスタッフでお世話しておりました。
入浴介助、食事介助、排せつ介助、起床、就寝介助、膨大な記録、家族対応等々、日々忙しくて、都度悩んだ時にいつもその悩みを無くしてくれるのもまた利用者さんでした。皆さんの笑顔に尽くしていくだけで心の洗濯ができていたと思います。

私は仕事で悩んだ時ほど敢えて利用者さんと何気ない話をして明日の活力をもらっておりました。確かに給与は安かったですがノルマはないし、毎日、利用者さんのために働いている達成感があり、いつのまにか介護業界にどっぷり浸かっていきました(笑)

職場は変わり、立場も変わりましたが、いつまでも初心を忘れずに小さな声に耳を傾けていく使命感をもち、明るく、楽しく、喜んで働ける職場作りを目指していきます!

 

梅山 真一郎(うめやま しんいちろう)
ホームケア土屋 九州

 

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