どちらも良い。 / 雪下岳彦

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大学生の時に憧れていたスニーカーが、発売から30年記念で復刻されると聞いた。
ちょうどケガをして25周年だったので、そのお祝いとかこつけて購入した。

そのスニーカーは、たしか雑誌で見かけた。
大好きだったアメリカNBA(プロバスケットボール)のティム・ハーダウェイ選手が履いている写真を見かけて一目惚れしたのだ。
同じモデルを買いたいと、上野に行きアメ横を探し回ったが、雑誌に出ていたカラーは、どこにも置いていなかった。

諦めかけて、ふと入ってみた店の棚を見てみると、なんと色違いのモデルが置いてあったのだ!
せっかくアメ横まで行って手ぶらで帰るのも残念だし、よく見れば色違いもなかなかクールと思い始めたので、それをゲット。
学生時代は、それを愛用していた。

そんな思い出のあるスニーカーを、ワンクリックで購入。
数日後に、家に届いた。
今は、それを愛用している。

スニーカーを探し求めてアメ横を何時間も歩き回った30年前と、
家にいながらワンクリックで購入できる今。
どちらが良いのか?

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どちらも良いね。

 

◆プロフィール
雪下 岳彦(ゆきした たけひこ)
1996年、順天堂大学医学部在学時にラグビー試合中の事故で脊髄損傷となり、以後車いすの生活となる。

1998年、医師免許取得。順天堂医院精神科にて研修医修了後、ハワイ大学(心理学)、サンディエゴ州立大学大学院(スポーツ心理学)に留学。

2011年、順天堂大学大学院医学研究科にて自律神経の研究を行い、医学博士号取得。

2012年より、順天堂大学 医学部 非常勤講師。

2016年から18年まで、スポーツ庁 参与。

2019年より、順天堂大学 スポーツ健康科学部 非常勤講師を併任。

2020年より、千葉ロッテマリーンズ チームドクター。

医学、スポーツ心理学、自律神経研究、栄養医学、および自身の怪我によるハンディキャップの経験に基づき、パフォーマンスの改善、QOL(Quality of Life:人生の質)の向上、スポーツ観戦のバリアフリーについてのアドバイスも行っている。

 

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