人の育つ環境 / 大庭竜也

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今回のコラムは、人が育つ環境について書いていきたいと思います。

週末にふらっと訪れたラーメン屋さんで、店長さんらしき人が店頭で先頭を切ってお客さんに挨拶をし、威勢よく接客をする姿を見て、「ここはいいお店だな、こんな環境で仕事ができると従業員の方も楽しいだろうな。」と思いました。
ふと脳裏に人が成長する為には環境造りが重要だと実感しました。

私も弊社で勤務する前は、大手スポーツメーカーで長年アルバイトから始め、正社員で勤務をしながら7年間ほどの間、色々なスタッフを見てきました。
やはりそのお店がどの様なお店になるかは店長次第で180度変わると言うことを見てきました。そこで重要だったのが、やはり『どれくらい働きやすい環境を築けているか』でした。

では、一体働きやすい環境、人の育つ環境とはどの様な環境でしょうか。
私の経験を通して皆さんに伝えたいと思います。

まず、第一に重要なのは、気兼ねなくスタッフ間でのコミュニケーションが取れること、そして上司とも話を持てる時間がある事だと考えます。

よくあるのですが、「この人は好きだけど、この人は苦手だから話すのが嫌だ。」と言うのを耳にします。ここで、上司がそれに気付いて見て見ぬ振りをするのでは無く、「それはただの先入観だよ!○○さんはこんな趣味があるでしょう?あなたはどんな事が好きですか?」などのスタッフ間を取り持つ役目をする事と、そういった助けができるように普段から一人一人のスタッフとのコミュニケーションを大切にしている事です。

そして顔を合わす事があればお互いに挨拶を交わすなど、円滑な仕事環境には円滑なコミュニケーションが不可欠です。

その次に、相手の行為や意見などを否定しない事です。
教えた事ができていない場合に「この前やり方を教えたのに何でできていないんですか?まだ覚えていないんですか?」こういった声かけはタブーだと考えます。

もしかすると、相手は何が間違っているか分からない、教えたプロセス通りにしたのに起こったミスかもしれません。その際は、本当に自分の教え方が正しかったのか、当初の伝え方で伝えられなかった自分にも原因があるのではないかと、相手を否定せずに、まずは何故その様な状況になったのか話を聞く事が大切です。

そこから、自分自身も学ぶ事があるかもしれません。どの様な状況でも、一先ず落ち着いて起こったことを受け入れる。職場で感情的になってしまうことはプロフェッショナルではないと考えています。

そして、最後になにより人の上に立つ人間がその仕事を好んで楽しんでいる姿を見せる事がとても大事だと思います。
いくらいい仕事をしていたとしても、つまらなそうな顔、怒った顔をしていたら誰も憧れません。やはり、仕事をしている姿を見られていることを意識して取り組む事はとても重要だと思います。

部下に仕事を頼んで、自分は煙草を吸いに行く様な上司を見て頑張ろうと思う部下は皆無でしょう。
だけども、人一倍真剣に取り組む上司を前に真剣に取り組まない部下はいないでしょう。

人に頑張れというのであれば、自分自身が頑張っていないと意味を成しません。
頑張る為には、嫌な仕事でも自らが選んだならば好きになる努力をすることも仕事のうちです。その努力をする事で、周りのスタッフからの信頼を得ることもでき、周りを動かす原動力にもなります。

私は仕事をする上でこの三つのことは忘れず、周りとのコミュニケーション、ヒアリングを第一に、弊社での働きやすい環境造りをしていきたいと思います。

 

大庭 竜也(おおば たつや)
本社・総務

 

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