土屋のミッションについて / 長瀬賢亮(ホームケア土屋 高知)

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「探し求める小さな声を」
私は現在、高知県で勤務しております。
高知事業所を開設して約一年。開設当初から関わらせていただいておりますが、この「探し求める小さな声を」をミッションとしてとても痛感しております。

私たちがメインで行なっている障害福祉サービスの重度訪問介護はアテンダントが長時間支援に入ることが出来るサービスです。
長時間の支援に入ることにより、クライアントは自分がしたい時にしたい事が出来る、アテンダントもひとつひとつの支援を時間に追われずに落ち着いて出来る、双方にとってもとても良いサービスだと思っております。

ただその素晴らしいサービスも行っている事業所も少なく、認知度も低く、本来は重度訪問介護のサービスを使うことが出来るのにサービスを知らない為に使えていない。そんな状況です。

以前、そのような方との出会いがありました。
その方は障害福祉サービスの居宅介護というサービスを使いながら一人暮らしをされている方でした。

居宅介護では連続して長時間の支援が出来ず、その方も1時間〜1時間30分のサービスを受けてはその次のヘルパーが来るまで2時間前後は1人で過ごさなければならない。
その為、1人の時にトイレにならないように普段から水分補給を抑えていたり、夜間にベッドから落ちて次のヘルパーさんが来る朝まで床で待っていたという事もあったようです。

以前から重度訪問介護を利用したかったようですが、なかなか事業所が見つからなくて困っていたようです。
その方もいまでは土屋と他事業所さんとで24時間365日重度訪問介護サービスを利用して生活されており、トイレのタイミング等を気にせずに水分補給したり、したい時にしたい場所でしたい事が出来て満足していると言っていただけております。

「ありったけの誇らしさと共に」
ある時、週に7日夜勤の退院支援の依頼が来ました。
タイミング良くアテンダントに空きがあったので二つ返事でOKの返事をしました。
その後、退院の日が決まり退院。
支援スタートです。

比較的スムーズに現場作りも出来ていたある日、そのクライアントから「土屋さんがおらんかったら家に帰れてなかった」と。
当初、依頼が来た時の私の気持ちは「新しい仕事の依頼来た!」「アテンダントが働ける場所が出来た!」「大型の案件や!」と自分の事ばかり考えていた事を思い出しました。
恥ずかしいです。

その方が住み慣れた家に帰ることが出来て、その後も継続して暮らしていく為には土屋が必要だった。そのお手伝いが出来た。そんな素晴らしい仕事をしている事を改めて考えさせられました。

「〇〇事業所がいなかったら家に帰れてなかった」この言葉は重度訪問介護を行っている事業所ではよく頂戴する言葉のようです。
特に土屋ではあまり他事業所が受けない、そもそも事業所が無いような地域まで支援に行くので余計に頂戴します。
他人の人生にここまで関わっていく仕事ってすごい誇らしいなと思った出来事でした。

もちろん良い事ばかりではなく、大変な事も多々ありますが、まだまだこの仕事を続けていきたいと思っていますし、
「これからも小さな声を探していきたいと思います。ありったけの誇らしさと共に」

 

長瀬 賢亮(ながせ けんすけ)
ホームケア土屋 高知

 

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