ソーシャルビジネスとビジネスのバランスについて / 大庭竜也(本社・総務 シニアディレクター)

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ソーシャルビジネスとビジネスについて書いていこうと思います。

まず最初に、ソーシャルビジネスと一般的なビジネスの違いとは何か?
1点目として、『目的の違い』だと思います。
ソーシャルビジネス=社会問題の解決
一般的ビジネス=利益追求

2点目として、『事業の重み』が大きく違うと思います。
ソーシャルビジネスはやると決めたら自分自身が持っているキャパシティの中で持続可能な限り継続しなければなりません。
困っている人を持続的に支援する必要性があると考えます。

3点目として、『成功の定義』が違います。
一般的なビジネスの成功とは、売上・利益が成功の基準として測られると思います。
ソーシャルビジネスの成功とは、売上・利益に加えて、あくまでもその解決すべき社会問題に対してどのくらいのソーシャルインパクトを出すことができたのかが成功の定義だと考えます。

目的/事業の重み/成功の定義等の違いは書いた通りですが、本質は一緒だと考えています。
一般的なビジネスでも「誰かの何かしらの課題を解決すること。」でお金を貰っています。
一般的なビジネスもソーシャルビジネスも、誰かの何かしらの課題を解決していることに変わりはないと考えています。

しかし、ソーシャルビジネスと一般的なビジネスでは誰かの何かしらの課題を解決の【誰か】の部分が大きく異なります。

ソーシャルビジネスとは社会的な問題を解決していき売上/利益も確保するという事です。
では、なぜ社会的に問題になるまで誰も助けを差し伸べなかったのでしょう。
助けたい気持ちは各企業の方々もあると思います。
しかし、そこには助けられない理由があると思っています。
それは、ターゲットとなる相手は「お金を払えない人」であることが多い為です。

社会的な問題を解決しても、現在の日本では収益率が低い事は否めず、売上にならない事もまだまだ多いのが現状です。
そしてお金を払えない人は、企業には相手にされず、代わりに誰かが「お金を払えない人を払える人にする」か、「お金が払えるようになるまで無償で支援する」という役割を果たす必要性があると思います。そしてその「誰か」がソーシャルビジネスだと考えます。

ソーシャルビジネスの目的でもある社会的問題の解決をする事はとても誇らしく素晴らしい事だと私は思っています。
しかし、企業として事業を続けるためには、売上を確保し利益を出し従業員にお給料を支払い続けなければなりません。

ソーシャルビジネスの現状の課題としてやはり人材の確保や売上の確保が挙げられます。
人材が確保しにくい理由として、お給料が低いからという理由が挙げられます。

しかし、ソーシャルビジネスを広げていきたい思いや困っている人を一人でも多く助けたい思いはあると思います。
しかし、その為には先ほども述べた通り売上を確保し、利益を出し、人材を確保し続けるしか方法がありません。

これが今回のタイトルでもある『ソーシャルビジネスとビジネスとのバランス』の本質だと私は考えます。

働く人や支援を行う人にも生活があります。
現在の社会のシステムでは、困っている人を助けるだけでは十分というほどの収益は望めないかもしれません。
そのために、弊社では土屋総研があり、よりよい方向性に改善されるように提言し続けていると思います。

ソーシャルビジネスを掲げ事業を行う企業が増える事も社会的問題の解決に繋がると私は考えますので、一社でも多くの企業が社会的な問題に立ち向かい課題解決を行ってくれるよう、株式会社土屋として発信を続けないといけないと思います。

そして、一人でも多くの方を救う為に、ビジネス感覚を忘れずソーシャルビジネスと向き合っていこうと思います。

 

大庭 竜也(おおば たつや)
本社・総務

 

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