ソーシャルとビジネスのバランス / 藤岡真人(ホームケア土屋 中国 ブロックマネージャー)

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ここでいうソーシャルとビジネスとは、

・ソーシャル
社会的に意義のある、社会の役に立つ、人の為に無償でも良いようなボランティア的な意味合い

・ビジネス
売上を増やし、利益を増やす。売上や利益を増やす手段としてのみの仕事を指すような意味合い。

※あくまでも、ここでの意味合いなので辞書などで調べると全く違います。

株式会社土屋のような企業では、ビジネスを追及するとソーシャルの部分が強い方々からは金儲け主義と言われかねない。反対に、ビジネスの部分が強い方々からは、ボランティアでは利益に繋がらない、会社が事業を継続できないと言われる。

企業も人と同じで様々な成長のステージがあります。時には、ソーシャルに傾き、時にはビジネスに傾く。成長に合わせて、その都度ソーシャルとビジネスどちらに比重を置くかは、会社持続性を考慮しその時々の状態によるところと思います。

ここで目的と手段の話しになりますが、目的をソーシャルとし、手段をビジネスとする。すると「社会的に意義のある事をするために、売上と利益の最大化を図る」、のようになりそうです。

まずは1番目に目的、2番目に手段。ここの順番を間違えると、偏りが大きくなり、「利益の最大化を図るために、社会的意義のある事をする」となります。これはこれで悪くないでしょうが、なんだか売上至上主義の企業が、社会貢献もしていかのように感じ取れてしまいます。

私事ですが、過去勤めていた企業の本部長と呼ばれる立場の方から「福祉バカはダメだ」という事を教わりました。表現は乱暴ですが、ソーシャルとビジネスのバランスを考える際の一つの指標になりそうです。ソーシャルを進める為には、原資が必要。ソーシャルのみでは、より大きなソーシャルな活動はできない。

かといってビジネスに傾きすぎると、法令違反を犯してでも売上を追及する、クライアントが入院やご逝去された際に考えることが売上への影響など、道徳的な考えが置き去りになってしまう。

どちらか一方に偏ると、企業としての継続性の点から好ましくないようです。ソーシャルのみでは、大きな活動を行えず現状維持もしくは衰退する可能性があり、ビジネスのみだと平気で法令違反をする文化や人の生命などの倫理観に問題が生じそうです。

大切なのはバランス

長期的な視野で考える必要性があり、それは企業の持続性を鑑みてどちらかに偏ることも時にはあるでしょう。それでも、目的と手段の順番を間違うことなく、ソーシャルとビジネスのバランスを大切にしたいと思います。

 

藤岡 真人(ふじおか まさと)
ホームケア土屋 中国

 

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