良識と常識の違い / 大庭竜也

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今回のテーマは良識と常識について書いていこうと思います。

よく耳にする言葉かと思います。
良識のある行動を!とか常識的な行動を!などで使われるかと思います。
しかし改めて考えると、ん?ってなるようなこともあるかと思います。

最初に、「良識」と「常識」の意味の違いを簡潔にお伝えします。
「良識」とは、物事を深く見とおし本質をとらえる、すぐれた判断力のこと。
「常識」とは、世間一般の人が共通に持っている、当たり前の知識と判断力のこと。
です。よく考えると全く違う意味だという事がわかると思います。

「良識」は、物事を深く見とおすことができるすぐれた判断力のこと。
ですから、人間の高い能力のことですね。
具体的には、物事の「善悪」「正誤」「是非」などを見きわめて判断する能力のこと。
つまり、「良識」というのは偏りのない正しい判断ができる能力ということです。

逆に、「常識」は、世間一般の人が共通に持っている知識や判断力のこと。
ですから「常識」は、すぐれた能力ではなく、最低限持つべき当たり前の知識や判断力ということです。
「良識」はすぐれた力で他人に尊敬されるべきものですが、「常識」は持っていないと軽蔑される可能性があります。

また、マネジメントを行う上でビックファイブ理論というのがあります。
ビックファイブ理論とは、外向性、協調性、良識性(誠実性)、情緒安定性(情動性)、知的好奇心(開放性)の5つの因子の強弱、組み合わせにより、人の性格を表すことができる理論です。
この理論の中で、一番重要だと言われているのが『良識性』です。
マネジメントを行う上ではやはり本質を見極め、健全な判断をしていくことが最も重要なスキルであり求められることだと思います。

また、コンプライアンスの観点からも良識的な考えがなければなりません。
会社の不祥事や従業員の不祥事などがあると思います。
会社全体の教育の観点からも常識的な行動だけではなく、良識的な行動を行い、一人ひとりが判断していかなければならないと考えます。

物事の本質を見極め、偏りのない健全な判断を行う事ができるように、これからも常に考えて続けていこうと思います。

 

大庭 竜也(おおば たつや)
本社・総務

 

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