ミッション / 大元克也(ホームケア土屋 中国)

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「探し求める小さな声を ありったけの誇らしさと共に」

この短い文章に込められた想いは深く、見ただけでも様々なイメージや想像ができるのではないかと思います。

私はこのミッションを読んで、「小さな声」の意味について、様々な状況下において現れる「助けて」の声だと考えています。私たちがクライアントと呼ぶ方々のみでなく、そのご家族や関わる方々。さらに、ともに働くアテンダントからの声も「小さな声」として当てはまっていると感じています。「小さな声」に垣根はありません。私たちが関りを持つ上で、希望を提供するために汲み上げるべき、ひとりひとりのSOSのサインだと考えます。

また付随して、「小さな声」は本質を見抜くこともとても重要です。
相手が本当に伝えたいことは何か?求めていることは何か?
「小さな声」の表面をなでるのではなく、より深く核をつかまなければ、せっかく聞けた「小さな声」を叶えることはできません。相手を信じ、寄り添いながら「小さな声」は「感動の声」に変えられると思っています。向き合うということ、相手を喜ばせたいという想いを重ね、「小さな声」が叶えられる。そう考え、これからも真摯に向き合いたいと思います。

皆さんがご存じの通り、重度訪問介護は決して簡単ではありません。
1対1であること、長時間であること、信頼関係の重要性などなど。だからこそのやりがいや楽しさはありますが、その反面、そこにかかる責任感や人間関係からのプレッシャーは現場では重くのしかかってきます。抽象的な表現ではありますが、皆さんそれぞれが重度訪問介護に携わるなかで明るい経験、また苦しい経験をお持ちかと思います。

その経験が自分を成長させてくれ、人間力として蓄積されていくものだと考えています。
そしてサービスの向上につながっていくのではないでしょうか。

重度訪問介護を通して、誰でもが経験することのできない貴重な時間を今過ごしているように感じます。困っている人に手を差し伸べ、より多くの「小さな声」を拾っていくこと、そこにかかる責任感を誇らしさと捉え、ポジティブに多方面から社会を牽引する。その一員であり、自覚をもち、できる事を最大限にやっていけたらと思います。

「小さな声」はケアと共に、喜びや感動を与えられるために。
その過程の葛藤や、試行錯誤は成長の糧に。

ホームケア土屋中国はホームケア土屋福山へと名前を変え、8月より動き出しました。
探し求める小さな声を ありったけの誇らしさと共に

「私たちは探し求める、そして応え続ける、いまだ出合わぬ小さな声に。ケアサービスをかなう限り広く遍く行き渡らせ、支援を求める全ての人たちの、その期待がかなうよう、強い意志と、他者の痛みに共感せざるを得ない優しさをもって、仲間と共に歩んでゆく。私たちが担う社会的責任の重さを自覚し、最大限の誇らしさと共に。」

 

大元克也(おおもと かつや)
ホームケア土屋 中国

 

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