「繋がり」 / 池田憲治

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ホームケア土屋の池田憲治です。本日もよろしくお願い致します。

さて、今日のコラムのテーマは「繋がり」です。

繋がりと言っても、文の繋がり、物の繋がり、人の繋がりなどありますが、今回は人の繋がり。 その中でも【親子の繋がり】について書いてみようと思います。

親子の繋がりをよく血縁関係なんて言いますが、私の4人の子供のうち、上の子2人とは血縁関係では ありません。

つまり、妻の連れ子ということです。

長女が6歳、長男が4歳のタイミングで私たちは結婚し、現在は長女12歳、長男10歳となりまし た。

父親歴はまだ6年ですが、一生懸命にやってきたつもりではいます。

確かに血の繋がりはありませんが、私の中ではあまり関係ないかなと思っています。

なぜなら、私と血の繋がりがあるからと言って子供たちの父親になれるのではなく、子供たちと過ごす 時間の中で少しずつ父親になっていると実感しているからです。

一緒に遊び、一緒に笑い、時に怒ったりもしながら過ごした時間こそが、私を父親にしてくれているの です。

結婚するときは両親に反対されましたが、その時から血の繋がりがあろうがなかろうが、父親を父親に するのは子供の方じゃないかと子供の立場である私は考えていました。

そして、実際にそんな環境に身を置き感じることは、私を父親にしてくれているのはやっぱり子供の方 だということです。

子供たち4人に精一杯の愛情をそそいでいるつもりではいますが、受け取る子供たちがそれを愛情とし て受け取ってくれないと意味がありません。

ドラマで「お前にどれだけの時間とお金を費やしたと思っているんだ」と子供に言っている場面を見たことがありますが、お互いに何かすれ違いがあり、うまく子供に伝わっていなかったんだろうなと思い ます。

実は私は父親からこんな言葉を言われてしまった過去があります。

4年生の私立大学を卒業させてもらったのにも関わらず、就職せずに実家に戻り、「この先どうやって 生きていこうか」と考えていた時でした。

22歳の私にとって経験したことない悩みを抱えていたのです。

父親になった今、怒る気持ちも分かるのですが、当時の私はかなりイラついていました。
将来、あいつをギャフンと言わせてやる、と思ったものです。

金銭的に支えてもらっていたのは間違いないのですが、やはり時間を一緒に過ごすということは大切な のかなと思います。

父親は単身赴任や仕事を頑張っていたので、残念ながら一緒に過ごした記憶はほとんどありません。
寂しかったのか?と聞かれれば、別にそうでもないです。私にはサッカーと友人が居たので、毎日楽し かったですね。

でも、たまに父親と一緒に過ごした記憶は今でもはっきりと残っています。

登山に行ったこと、サイクリングに行ったこと、夏休みの工作を一緒にしたこと、単身赴任先へ遊びに 行ったことなど。

これは母親とはなかなか一緒にできないことだったろうと思いますが、あまりにも一緒に過ごす時間が 少なかったので父親との繋がりは薄かったかなと思います。

それに父親から発せられる言葉にはよく反発した記憶があります。

やっぱり繋がりの薄い人からの言葉はあまり響かないですもんね。

私の父親としての目標は、娘に「父さんみたいな人と結婚したい」とずっと言ってもらうこと。 息子には「父さんみたいな大人になりたい」とずっと言ってもらうこと、です。

もちろん「私以上にいい人と結婚して」「私以上の大人になって」とは願いますが、その為には多くの 時間を共に過ごし、多くの事を語り合うことが必要かなと思っています。

いつか子供たちは巣立って行きますが、離れていても私たち家族が繋がっていられるように妻と協力し ていきたいですね。

本日もありがとうございました。

 

池田憲治(いけだけんじ)
ホームケア土屋 中国

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