車椅子ツインバスケットボール / 池田憲治

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私が大のサッカー好きなのは、これまでのコラムを読んでくれた方なら分かってもらえると思います。

そんな私が今回挑戦したのは「ツインバスケットボール」です。

というのも、私が初めて岡山で支援に入ったクライアントが車椅子サッカーをしていたんです。

「コロナが落ち着いたら、練習を覗きに行きますね! 」

なんて約束はしたものの、まだまだ難しい状況が続いています。

そこでたまたま広報誌で見つけた「車椅子ツインバスケットボール」の体験会に行ってきました。

中国地方には岡山の1チームしかないそうです。なので試合をしようと思ったら瀬戸大橋を渡るか、関西圏に行くかになってしまうんですね。

挨拶も早々に、さっそくスポーツタイプの車椅子に乗り込みました。

ブレーキがないので、両手でギュッと強く握らなければ止まることは出来ません。

ちょっとビビりながら、いざ出発!!

操作に戸惑いながらも、なんとか進むことは出来ました。

しかし、シュート練習でふっと気が付きました。

よく膝をうまく使ってシュートって教えてもらいましたが、車椅子バスケにはそれが通用しないということ。

まさに腕だけでシュートを打つしかありません。かなり力を入れるので、方向性や距離感が掴みづらいったらありゃしない。

しかも、ゴールは通常の高さですからね。

そこまで座って投げないといけないんですから、そりゃ大変ですよ。

でも、他のみなさんは上手に入れられるので、くっそーと思ってしまうんですよね。

つい負けず嫌いなところが出ちゃうんです。

それに「ツインバスケット」には特殊なルールがあります。

まさにツイン(二組)のゴールがあるんです。

もう一つは障害の重い人用のゴールなんですね。

このゴールの高さは、車椅子に座った状態でダンクシュートが打てるくらいの高さです。

そしてこのゴールの周りには円が書いてあり、障害の重い人しか入ることが出来ません。

このようなルールが他にもあるため、勝つための戦略も普通のバスケットボールと大きく変わってきます。

体験会の最後には3on3をハーフコートで行いました。

車椅子同士がぶつかるのも普通で、私はかなり遠慮がちになっていました。

というか、少し怖かったんです。けっこうな衝撃ですから。

しかし、時間が経つにつれ少しずつ慣れてきますし、私の負けず嫌いスイッチも徐々に入ってきました。

かなり下手だったと思うのですが、気が付けば本気でプレーしていました。

まぁ同じルールのもと、フィールド内なら障害の有無は関係ないですよね、ということにしておきましょう。

やっぱり私にとってスポーツは、人生を輝かしてくれる要因の一つであることは間違いないようです。

いつか全員抜きをしてゴールする日を夢見ながら、本日のコラムは終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

 

池田 憲治(いけだ けんじ)
ホームケア土屋 中国

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