変化するということ / 新川勝美(訪問看護ステーション土屋 九州)

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「新川さん、文字通信アプリでこれからお願いしますね。」
「これ、グループ通信で流しますね。」
文字通信アプリ?えっ、グループ通信?

この文字通信アプリとはご存じの通り、スマホをもっている小学生からおじいちゃん、おばあちゃんまで、みんな使っているコミュニケーションアプリのこと。国内のMAU(Monthly Active Users)は2019年9月時点で8,200万人以上と、日本人の7人に5人が月に1回使っているらしい。と、調べたら書いてあった。

では、今までにこのアプリを使った事はないのかと言われたら、そうではなく、単に家族や知人との連絡だけに使うツールであった。そもそも、私は昨年の3月末まである会社で代表取締役とグループ組織の代表と言う立場であった。社員1,000人を抱えていたので、もっぱらコミュニケーションツールは電話・メールや別のチャット用アプリだけの選択しかしていなかった。

そうは言っても、このアプリを使わないと始まらない。そんなことを考えていたら、
ピローンと通知音がした。画面を開くと

「書類スクショで送って下さい。お願いします。」

今度は、スクショ? 何だ、それは・・・。また、これも調べてみた。
スクショとは、「スクリーンショット」の略であり、端末の画面に表示されている(もしくは描画されている)視覚的情報をそのまま取り込んで画像データーとして取得する操作のことらしい。

なるほど。この年になると、つくづくアナログだったのだと思いやられた。もともと知らないことを調べるのが好きではあったが、よくこうも知らないことが次から次へと湧き出てくるものだ。

誰かが、「死ぬまで勉強」と言ったことを思い出した。
まさに、今の自分だとしみじみ思う。

いまでは、先述のアプリでリプライや招待ということも使いこなせるようになった。
私は、それだけではなく、自分の居場所もできたような気がした。

あー、昨年の今頃は毎日利益に頭を悩ませ、このごろテレビで話題になっている男性社会と闘っていた兵士だったなと。
今では、ジェンダー・イクオリティ委員になっている。
ふっと気が付くと、土屋のビジョンに共感し、頭が変換している。
仕事を楽しく思えるのはいつぶりだろう・・・。
そして、自分は共感する事でここまで変化するのだということを知った。

 

新川 勝美(しんかわ かつみ)
訪問看護ステーション土屋 九州

 

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