変化するということ / 岡田千秋(ホームケア土屋 九州)

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プリザードフラワーと言うお花をご存じだろうか?

バラなどの生花を、特殊な加工を施す事により、数年間、枯れずに楽しめるお花の事で、プリザーブ(preserve)「保存する」という意味の英語から命名された、20年ほど前から日本でも取り扱われるようになった人気のお花。

花の命は短くて、、、 枯れないお花があったらどんなにいいだろう。

そんな願いを叶えてくれる夢のような商品が出たと、当時の私は、早い時期から、嬉々としてプリザーブドフラワーを取り扱った。

お花の世界から離れ介護の世界に身を置いた今、改めてこのお花の事を思う時、本当に可哀想な事をしたと思えてならない。美しいままガラスケースに閉じ込めて、成長も、枯れる事も、変化も許さなかったのだからだ(プリザーブドフラワー商品を否定しているのではありません)。

桜吹雪を見ていると、短い花の時を精一杯咲き切って、潔く散る花の美しさを感じ、枯れていると思ったアジサイの細い枝から、小さな新芽が出ており、いつのまにか青々とした葉に成長していると嬉しくなる。やっぱり、生きてるってこういう事だ。

短い一生なればこそ、成長し、形を変え、変化をくりかえし、ただ今を、この瞬間を精一杯生きている。「花は枯れるからこそ、美しい」、、、今はそう思うようになった。

それは人も同じ、産まれてから、様々な変化を繰り返し、成長し、やがてはその一生を終えて行く。
時間と言うタイムリミットがあるから、人は毎日を懸命に生きているのだろう。
シワシワの両親の手も、そうして生きて私達を育ててくれた証だと思うと愛おしかった。

変化することをテーマに考えてみるに、変化には2種類あって、1つは自分自身の望むと望まないとに関わらず変化するもの。身体の成長や、病気、環境、季節、時代等々。

もう1つは、自分で変えようと思えば変えられる変化。趣味や好み、考え方、感じ方、目標、生き方等々。

つまり、私達は自分では抗えない変化の中で、自分で変えられる変化を選んで生きている。

この度、新生土屋が生まれた、とても大きな変化でもって。理念も、トップも、組織も変わった。
そして、私は自分自身でその変化を選んで受け入れた。

自分で選んだ変化だから、良いものにしたいと思う。
仲間達と一緒に、日本一の介護会社で笑い合いたいと心から願う。
そして、そうなると本気で思っている。

心が変わると人生が変わると言う。
ちょっとだけ、自分で変えられる変化を加えてみると、自分では変えられないと思っていた変化が大きく動くことがある。
人生の風向きが変わる瞬間を感じる時がある。

変化を不自然に止められたプリザーブドフラワーもきっとその美しさで、見た人の心を癒してくれていると思う。緩やかながら朽ちていき、やがては役目を終えて破棄されるだろう。だけど、その時はきっと「長い間、癒してくれてありがとうね」と言われながらだ、、、と信じている。

変化するという事は、「どのような死に方をするのかの為に生きて行くさま」だと思う。

あなたがいてくれて良かったと思ってもらえる一生でありたいと、私は今日も変化している。

 

◆プロフィール
岡田 千秋(おかだ ちあき)

長い間のお花屋生活→50歳から介護の世界へ。まずは高齢者介護→重度訪問介護(管理者)→2018年ESL入社→(株)土屋に入社

好奇心旺盛でPCや写真を撮る事が大好き。
Webデザイナーになりたくて、Webクリエイター,photoshop,Illustratorの一級を取得するも、そんな甘い世界ではないと思い知る(-_-;)

お花の写真をインスタでチミチミUPしては楽しむ→放置中のインスタhttps://www.instagram.com/o.chiakira/?utm_source=qr

「92歳のインスタおばあちゃん 西本喜美子さん」を目指す

失敗や挫折(修羅場)も沢山あったが、これまでの経験が今に生きているとシミジミ実感中。無駄な経験は1個もないと再認識しているアラカンおばちゃん。

「陰(マイナス)な言葉は使わない教(檀家なし)」の一人教祖(笑)

 

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