介護事業部

介護事業部 ホームケア土屋

宮本嘉人

東海 コーディネーター

信頼できる存在として重度訪問介護で暮らしに寄り添う

 《interview 2026.1.9》

重度訪問介護の現場でクライアントと向き合い続け、コーディネーターとして新たな役割も担い始めた宮本嘉人(みやもとよしと/ホームケア土屋東海)。
自身の原点となる子ども時代の経験や、介護の道を選ぶきっかけになった想い、そして障害者支援の現場で積み重ねてきたエピソード。
関わりを大切に、その人らしさに寄り添うケアを追求してきた歩みには、介護の本質ともいえる「関係性を育む力」が光っています。
そんな彼の軌跡と現在地をたどりました。

CHAPTER1

軸はいつも「クライアントさんが第一」ー現場と調整両方を担うこと

日々の仕事で大切にしていること、自分らしく働き続けるためのセルフケアについて。

ー普段はどんなお仕事をされていますか。

重度訪問介護のアテンダントとして、クライアントのお宅に訪問し、身の回りのことをお手伝いする仕事をしています。

土屋への入社は、2023年の5月なので、もう2年半ほどになりますね。

ホームケア土屋東海では30名ほどのクライアントさんがいて、アテンダントがシフト制で支援に入ります。

今月からコーディネーターとして登用されたので、これまで通り現場に入っての支援と、在宅で現場がうまく回るよう調整する仕事をしています。

コーディネーターの仕事は、アテンダントとクライアントからの意見をうかがう受付役だと思うんです。

丁寧な対応でクライアントからの信頼を得ることが大事だと思います。

日々、現場から寄せられる情報をこまめに聞きながら、クライアントからの要望を、常にアテンダントと共有できるようにしています。

ホームケア土屋東海のエリアマネージャーや先輩コーディネーターにも相談しながら、日々の業務を覚えているところですね。

ーコーディネーターとして過ごした最初の1ヶ月の印象はいかがだったでしょうか。

現場と変わらないのは何よりも「クライアントさんが第一」ということですね。

担当している現場は自分もアテンダントとして入っているので、逐一現場を見ながら、より寄り添えるケアを考えられるのはいいところです。

クライアントさんの声を聞くことも大切にしています。

「こういう支援をしてほしい」「周知をもっとしっかりしてほしい」など、要望をいただくこともあるので。

いろんなアテンダントが入れ替わり立ち替わり入るからこそ、クライアントが不安を感じないように、情報共有や支援の報告は欠かさずおこなうようにしています。

社内チャットでアテンダント間の共有をしたり、ご家族にも支援後に必ず一報入れて報告したり。安心して生活してもらうためにも、そこは徹底しています。

ーお仕事仲間と直接顔を合わせることは少ないんですか。

ほとんどないですね。

研修の時に会うことはありますが、それ以外は直行直帰でクライアントと1対1の現場が多いので、社内チャットなどのツールを使っての連絡がメインです。

横のつながりが豊富なタイプの職場ではありませんが、その分クライアントと深く向き合えるのがいいところだと思っています。

ー夜勤にも多く入られていると聞きました。体力的にもハードなお仕事ですよね。

そうですね。体力が必要な仕事だと思います。

この重度訪問介護は、自分一人で何人もをスピード勝負で対応するようなストレスはないですが、人とじっくり関わる仕事なので、自分がリラックスした状態でいることはすごく大事にしています。

自分の場合のリフレッシュ方法は、身体を動かすことです。

小さい頃から運動が好きだったので、休日はジムに行って、インストラクターさんのレッスンを受けたり、マシントレーニングをおこなったり。

やっぱりストレスが溜まることはあるので、汗をかくことで発散したいという感じですね。

あとは、映画もよく観に行きます。

泣ける映画を見て感動して、涙で感情を出せるとそれがデトックスになって、リラックスにつながっていると感じますね。

CHAPTER2

仲間と外で駆け回った日々が育んだ、明るさと自然体の積極性

友達と外で過ごすのが大好きで、みんなと盛り上がった楽しい時間が今の自分の基盤。

ー子ども時代はどんなお子さんでしたか。

子どもの頃から、今もなんですけど、ほんとに落ち着きがなくて(笑)。

家にじっとしていられなくて、とにかく外に出たくなるんですよね。

育った場所は名古屋なんですけど、都会すぎる場所でもなく、田舎でもなく、ちょうどいい住宅地という感じで、すぐに近所の子どもたちが集まれる、そんな環境でしたね。

近所にアパートがあって、その下が小さな広場みたいな場所で、そこでいつもみんなで集まって遊んでいました。

ドッジボールしたりキックベースしたり、体を動かす遊びが多かったですね。

とくにスポーツクラブや部活に入っていたわけではないんですが、とにかくみんなで外で遊ぶのが好きだったので、そこが私の活動場所みたいな感じでしたね。

―なるほど。みんなで遊ぶときには、ご自身はどんなタイプだったんでしょう。

かなりはしゃぐタイプでしたね。

ムードメーカーとまでは言わないですけど、みんなと一緒にワイワイ盛り上がるのが大好きな子どもだったと思います。

休み時間や放課後に、自然と仲間と集まって、わちゃわちゃ遊ぶ。

それが一番楽しかったです。

―「みんなで楽しく」というテーマが、子ども時代からずっとあったんですね。

はい。それは今でも変わらないです。

―雨の日など、外に出られないときはどうしていたんですか。

それでも一人で家の中にいるのは苦手で(笑)、近所の友達の家に集まって遊んだり、おしゃべりしたりしてました。

アパートの下に屋根のあるところもあったので、そこに行って話してることもありましたね。

電話したり、当時はLINEがなかったのでメールしたり、とにかく友達と連絡取りながら外に出ていました。

―子どもの頃から変わらない、ご自身の性格の好きなところってどんな部分でしょう。

積極性は昔からあって、そこは今も気に入っているところですね。

反対に、ちょっと優柔不断なところも昔から変わっていなくて…そこはあまり好きじゃないんですけど(笑)。

でも、全体的にはポジティブに生きられるところが好きです。

これ!という強いきっかけはないのですが、友達と過ごす中でポジティブさが育っていったのかなと思います。

運動したり、一緒に遊んだり、誰かと関わる時間のなかで、自然と明るい方向に気持ちが向くようになったのかもしれません。

―そんな明るい性格の子ども時代を経て、大人になるプロセスで、「自分が変わったな」と感じるような出来事はありましたか。

大きく影響を受けたのは、高校時代にしていたアルバイトですね。

そこでバイトリーダーを任せてもらったことが、すごく大きかったと思います。

その経験で積極性が増して、自分が一段階成長した感覚がありました。

スーパーで働いていたんですが、レジ打ちもやっていましたし、裏で品出しもしていました。

「なんでもやります!」という感じで、ほとんど全部の仕事をひと通りやっていたと思います。

できることが増えると、上の人がちゃんと評価してくれたんですよね。

それがまた嬉しくて、さらに頑張る…といういい循環で、人間関係にもとても恵まれていましたね。

―そうなんですね。バイトリーダーとしては、どんなお仕事をされていましたか。

発注もしていましたし、棚替えも担当していました。

季節によって商品が変わるので、それに合わせての売り場づくりですね。

大きい棚を動かす棚替えはけっこう大変で、レイアウトがうまく決まらないときは苦戦していましたね。

でも逆に、ぴったりいい売り場が作れたときは達成感がすごくて。

空いたスペースがあれば別の商品を差し込んだり、いろんな工夫をしながら、お店をつくることに関われてとても楽しかったです。

そのスーパーには高校卒業後もしばらく勤めました。

CHAPTER3

祖母への想いが導いた福祉への道

専門資格を得て新しいフィールドに。クライアントとの出会いが仕事との向き合い方を磨いていく。

―その後、福祉のお仕事を選ばれた理由はどういったものだったんでしょう。

福祉の仕事に入る少し前に祖母を亡くしたんです。小さい頃からずっと「おばあちゃん子」でした。

ご飯を作ってもらったり、一緒に遊んでもらったり、本当にいつもそばにいてくれた存在で。

そのとき私はスーパーで働いていたんですけど、仕事中に母から連絡があり、「祖母が倒れて救急搬送されて、危篤状態だから急いで病院に来てほしい」と言われました。

駆けつけて、祖母の顔を見ることはできましたが、もう声かけにも反応がない状態で。

臨終に立ち会った時に、結局自分は何もしてあげることができなかった、という思いが溢れて来ました。

思えば、祖母には迷惑をかけてばかりだった。

祖母はいつの間にか年を取っていて、これから介護が必要になるという時期が来ていたのに、寄り添えていなかった。

もっと寄り添いたかった。
そのことがとても後悔として残りました。

そんな気持ちがきっかけで、介護というものへの思いが強くなり、福祉の仕事に関心を持つようになったんです。

お相手は他の方ではありますが、クライアントさんに対して、祖母にしてあげられなかったことを寄り添ってできたらいいな、と思いました。

そこから福祉の仕事を目指して、資格を取り、介護福祉士になりました。

―後悔が「誰かの力になれる仕事をしたい」という選択につながったんですね。その後はどんなことを考えてお仕事に取り組まれましたか。

高齢者福祉の現場で3年ほど働き、福祉職の基本的なことを経験しながら、喀痰吸引「1号」の資格を取りました。

介護の仕事をすればするほど、「もっとできることを増やしたい」「助けられる人を広げたい」という思いが増してきて、それが資格取得の大きな理由でした。

介護だけの知識にとどまらず、より専門的なスキルを身につけたくなったんです。

施設で実地研修も受け、しっかり準備して取りました。

喀痰吸引と経管栄養は、医療的ケアとして研修を受けて資格が必要な技術なんですが、当時、お世話をしていたクライアントさんに喀痰吸引や経管栄養が必要な場面があって、自分でもできるようになりたいと思ったのがきっかけでした。

介護の知識だけだと、急変したときに助けられない場面があるんです。

でも、喀痰吸引や経管栄養などの専門資格があれば、医療職と連携しながら、状況に応じた支援により広く関われるようになります。

ー土屋との出会いはどんなものでしたか。

資格取得後、ステップアップとして、私が持っている「1号」の資格を活かせる場所を探していたんですね。

喀痰吸引の資格は目的や体制に応じた種類があって、たとえば「3号」の資格は対象を特定のクライアントに限定して個別の研修を受ける必要があるんですが、

「1号」の資格は、おこなう医療的ケアについて包括的に学ぶので、制度上認められた範囲であれば、誰に対しても個別の研修なしで実施できるものなんです。

それまで私は高齢者支援しか経験がなかったので、「もっと幅広い支援に挑戦したい」という気持ちがありました。

求人情報を見ていたときに土屋を見つけて、「ここなら自分の力をもっと発揮できるかもしれない」と思い、応募しました。

でも、入社時は不安がとても大きかったです。

障害者支援は初めてなので、やはり「自分にできるだろうか」という思いはありましたね。

クライアントさんのご自宅に何度も伺い、関わりを重ねるうちに、少しずつ信頼関係が築けてきて今がある、という感じです。

ークライアントさんとの関わりの中で「手応えがあった」「喜んでもらえた」と感じたエピソードはありますか。

最初の頃は、利用者さんから厳しいトーンで指摘を受けたり、「何様なの?」と言われてしまうようなこともあって…。

半年ぐらいは本当に大変でした。

でも諦めずに通い続け、丁寧にコミュニケーションを取っていくうちに、少しずつご本人から話しかけてもらえるようになったんです。

今では最初の頃よりずっと良い関係が築けていると感じます。

ほかにも、新規で入った知的障害の方の現場では、最初はお互いわからないことだらけで、不安も強かったんですが、

こちらも根気強く寄り添っていく中で信頼が生まれて、今では一緒に外出できるほどになりました。

日常生活の中でより落ち着いて過ごせる場面が増え、「信頼関係とコミュニケーションがこの仕事の軸だな」と実感させられました。

ーそうなんですね。今回ご提供いただいたお写真についても教えていただけますか。

庭で水撒きをしている写真は、ご本人の残存機能を活かす「自立支援」として、ご家族と相談して日常の活動に取り入れたものです。

できることはできるだけご自身にやっていただくことで、生活のリズムにもなっているんです。

もう一枚は、清掃ボランティアの写真です。

私がこのクライアントさんを担当した翌年の春から始めました。

当初はすぐに帰りたくなってしまっていたのですが、月1回継続するうちに、その活動がクライアントさんの「生活の一部」になり、地域に貢献する楽しさを感じてもらえるようになりました。

今では最後まで一生懸命取り組んでくださいます。
やっぱり信頼関係を結ぶことが何よりかなと思います。

ーなるほど。どちらもお二人の信頼関係が伝わってくるいい写真だなと思いました。クライアントさんと打ち解ける、信頼関係を結ぶうえで「鍵になる」と感じるものはどんなものでしょう。

やっぱり、信頼してもらえるまでは、多少きついことを言われてもめげずに、丁寧に寄り添い続けることだと思います。

積極的にコミュニケーションを取って、「あなたのことを理解したい」という姿勢を伝え続けると、相手も心を開いてくれる。

根気強さと丁寧さ、そして適切なケア。
その積み重ねが信頼関係につながっていると感じます。

ーこのお仕事を続ける中で「自分が変わったな」と感じる部分はありますか。

すごくありますね。
特に積極性はさらに増したと思います。

いろいろな事情をお持ちのクライアントさんに関わり続ける中で、自分から積極的に動き、言葉にする力がついたと感じます。

今月からコーディネーターの職務も担当させていただいているので、さらにレベルアップして、もっと自分から発言できるようにもなりたいですね。

とっても「おばあちゃん子」だった幼少期。

ちょっと落ち着きのない子でした。 おばあちゃんの存在は介護業界を目指すきっかけに。

クライアントさんに提案し今では日課になった花壇の水やり。

毎月おこなうことで習慣化された清掃ボランティア。

CHAPTER4

丁寧なやりとりが育てる信頼関係ー透明文字盤の向こうにも

コミュニケーションは、相手の気持ちに寄り添う姿勢。

ークライアントさんと過ごすときに大切にしていることを教えていただけますか。

一番大切にしているのは、コミュニケーションです。
無言でケアをされたら、クライアントさんも嫌だと思うんです。

だから、できる限りコミュニケーションを取りながら、その時々に寄り添ったケアを心がけています。

例えば、「今日は寒いですね」「だいぶ冷えるようになりましたね」みたいな、ちょっとした日常の会話も大事にしています。

利用者さんはパソコンやテレビが好きな方も多いので、その時に見ている内容を話題にしたり、ニュースのことに触れてみたり。

そういうやり取りをしています。

―クライアントさんの中には、会話が難しい方もいらっしゃるんですか。

はい、話せない方もいます。

ただ、透明文字盤を使用したり、パソコンに文字を打ち込んで伝えてくださるので、会話はできるんです。

話せなくても、手段を工夫すれば、ちゃんと気持ちや意志は伝わります。

ーそのあたり、あまり知られていない部分だと思います。透明文字盤やパソコンでの会話って、どんなふうに進めるんですか。

透明文字盤は、五十音が書かれた透明の板を使うんです。

例えば「い」と言いたいとき、クライアントさんが「い」に視線を向けてくれる。

それを私たちが読み取って、「“い”ですね?」と確認しながら文字を組み立てていきます。

発声がなくても、話している内容はわかるので、その都度確認しながら進めます。

パソコンの場合は、筆談のようにクライアントさんが文字を打ち込んで説明してくれることもあります。

ーいろんな方法があるんですね。そんな中で、誤解が生まれたり、読み違えたりした時はどうフォローするんでしょう。

ちょっとした誤解はけっこうありますね。

透明文字盤は語尾や区切りを間違えると、まったく違う意味になってしまうことがあります。

「あつ」で切るのか「暑い」でひとつなのか、みたいな違いですね。

読み違えたときはクライアントさんが首を振って教えてくださるので、もう一度最初から文字盤で確認します。

コミュニケーションは、相手の気持ちに寄り添う姿勢だと思うんです。

伝えようとしてくださる、その気持ちを受け取ることをいつも大事にしたいと思っています。

ーそんなやりとりの中で、クライアントさんはどんなことを要望されていますか。

外出を望まれる方は多いですね。

私の支援では、買い物に行ったり、ご飯を食べに行ったりすることをすごく喜んでくださいます。

月に1回ご家族とも相談して計画していて、今月も一緒にご飯を食べに行きました。

その日はクライアントさんとアテンダント1名のペアで出かけるんですが、例えば、ラーメンが大好きな方とはラーメン屋さんによく行きます。

「どこ行きたいですか?」と聞くと、だいたい「ラーメン!」と答えてくださって。

たまにルーティンを変えて別の店に行くこともありますが、最終的にはラーメンになることが多いですね。

外出の日を本当にいつも楽しみにしてくださっています。

CHAPTER5

「ありがとう」が原動力ー365日寄り添えることの強み

仲間を増やして、より多くの人へケアを届けられる環境づくりを目指したい。

ーお仕事の中で、宮本さんご自身は、どんな瞬間に喜びや嬉しさを感じるでしょうか。

そうですね。
やっぱりクライアントさんから「ありがとう」と言われたときは嬉しいです。

さっきの文字盤の話にもありましたけど、気持ちが通じた瞬間、利用者さんが笑顔でうなずいてくれると、本当に良かったなと感じます。

また、外食に行ったクライアントさんがテンション高く喜んでくれている姿を見ると、自分もすごく嬉しくなりますね。

それから、ご家族から「いつもありがとう」と言われた時。

そう言っていただけると、「良い支援ができているんだな」と実感します。

やっぱりご家族からの感謝の言葉も大きな励みになりますね。

ー重度訪問介護は、社会からどんな役割を期待されているお仕事だと感じますか。

在宅で過ごしたいというクライアントさんの気持ちに寄り添って、

必要な場合には、喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケアで、苦しさや負担を少しでも軽減しながら、安心して生活できるように支援すること。

それが社会から求められている役割だと感じています。

そして、この仕事の一番の強みは、「365日寄り添える」ということだと思うんです。

普通の訪問介護だと1時間ごとに別の家を移動していきますよね。

でも重度訪問介護は、1人のクライアントさんのそばで長時間支援できます。

だからこそ、築ける関係性もあって、その人らしさを尊重した支援を目指せる。

そんな仕事だと思っています。

ー実際働いてみて、土屋ならではの魅力と感じていることがあれば教えてください。

土屋の魅力のひとつは、資格を持っている人もいない人も、思う存分に力を発揮できる環境だと思います。

土屋には、資格がない方に向けた入社前の研修制度もありますし、利用者ごとに医療的ケアの実地研修を受けることができて、不安を解消して働き始められる環境が整えられています。

重度の障害を持つ方と過ごすということは、楽しいばかりではなくて、安全を守る責任も大きいですし、目を離せない場面が多いんですね。

そういう中で、土屋の特色の、365日医療的ケアを提供できる体制があるというのは大事なことだと思います。

喀痰吸引や経管栄養は身体に直接器具を入れるので、抵抗感を感じる支援者も多いと思いますが、土屋の現場ではそれを学びながら、少しでもクライアントにとって負担の少ない方法を身につけることができます。

クライアントさん一人ひとりに寄り添って、ご希望に沿った支援をしやすい環境は、やっぱり魅力だと思いますね。

ーでは最後に、これからについて、ご自身が実現したいことはどんなことでしょう。イメージがあれば教えてください。

そうですね。
重度訪問介護はまだまだ利用を待っている方がいらっしゃると思うんです。

まず、最優先は、アテンダントの人員を確保することだと思っています。

そして、現場の数を増やしていき、重度訪問介護の利用を待っている方の声に応えていきたいです。

資格の有無に関わらず、もっと支援者を増やして、1人でも多くのクライアントさんにケアを届けられるようにしていきたいですね。

これから高齢の方がさらに増えていって、社会状況も大きく変わっていくと思います。

そのときに必要なケアを、柔軟にできる人でありたい、というのが現時点での未来のイメージです。

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