―入社されてから1年とすこし経ちますが、「これからこういうことをやっていけたらいいな」といった思いがあったら聞かせてください。
私は1年の目標を決めてるんです。
決めて、上司に報告するんですが、今年は3つあるんです。
1つ目は、「視野を広くして、周りを見ることを今後気をつけたい」。
2つ目は、「助けられる側ではなくて、助ける側に回りたい」。
同じ総務課で後輩ができたので、助けられる側じゃなくて、助ける側にも成長をしたと思うのでーー。
3つ目は……なんだったかな(笑)。冷静に人の話を聞くことです(笑)。
―その目標はご自身で決めたんでしょうか。それとも、誰かと考えたり?
「自分には何が足りてないかな」っていうことを考えて、「自分はこうありたい」というかーー。
「これからこうする」「こうやって慣れていく」とか、仕事がいい方向にいけるように。
「まっすぐじゃなくて視野を広くしたい」「助けられる側じゃなくて助ける側になりたい」という思いがあったので、
「もうすぐ1年が終わるな」っていうぐらいの時に考えて、年が明けて出社した時に上司に報告して、「一緒に頑張ろうね」って言ってくれました。
―先ほど、「後輩ができた」と仰っていました。立場も見える部分も、今までと変わってきたんじゃないかな、なんて思います。
そうですね。
後輩と言っても、年齢的には私より年上の先輩で、私が先に入社をしていたので、仕事上では後輩なんです。
「教えられる側じゃなくて教えないといけない」――っていう立場になって、私がやっていた仕事を引き継ぐ時に「自分がわかってないと教えられないんだな」と思ったんですよ。
そこからは仕事に対する意識がまるまる変わったな、と思います。
もちろん、周りからどう思われてるかはわからないんですが、あくまでも自分の中ではそう感じてます。
―今までのお仕事で、教える側になったことはあったんでしょうか。
今までは教えられる立場だったので、初めての後輩なんです。
たとえば、後輩から「これ、どうしたらいいですか」っていう質問があった時に、わざわざ「ごめん、私はわからないから上司に聞いて」って返事をするのではなくて。
“教える”って手も時間も取られてしまうじゃないですか。
上司は忙しくされてる。
「だったら私が答えられるようになって、上司の手も時間も取られないようにしなきゃな」って今は思います。