【分かりやすく】認知症の介護サービスの種類や特徴を解説します!

認知症患者さんやその家族の方は、ご自身にあった介護サービスを知り、活用することは非常に重要です。

本記事では、認知症の基本情報から、在宅介護や施設介護、地域包括支援センターの役割、公的支援制度の利用方法に至るまで、認知症患者さんとその家族が利用できる介護サービスの種類と選び方について分かりやすく解説します。

  • 認知症患者さんが受けられる介護サービスは?
  • 認知症の家族は介護保険を使用できる?
  • 認知症の方はデイサービスを使える? など

認知症患者さんやご家族が抱える、介護のお悩みを幅広く解説していきます。

目次

認知症患者を支える介護サービスの種類

認知症患者とその家族を支える介護サービスには、大きく分けて「在宅介護サービス」と「施設介護サービス」があります。

在宅介護サービスには、訪問介護、訪問看護、定期巡回(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)などがあり、サービスの利用者さん(クライアント)の自宅で必要なケアを受けることができます。

これにより、クライアントは、なじみのある自宅で安心して生活を続けることが可能になります。

一方、施設介護サービスには、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、デイサービスなどがあります。

また、地域包括支援センターでは、認知症の患者さんや家族に対して、相談支援やケアプランの作成などのサポートを行っています。

どのサービスを利用するにせよ、患者一人ひとりの状態やニーズに合わせた適切な介護サービスを選択することが重要です。

認知症介護サービスの選び方

認知症介護サービスを選ぶ際は、患者さんの現在の症状、生活環境、家族のサポート体制などを総合的に考慮する必要があります。

まず、在宅でのケアが可能か、それとも施設でのサポートが適切かを検討します。

クライアントが「自宅での生活を希望する」という場合、介護スタッフとしては、可能な限り自宅で適切な介護が受けられるように支援していくことが求められます。

在宅介護を選択する場合は、家族の介護負担を軽減するという目的も忘れず、適切な介護サービスを選択していくことが重要です。

24時間対応可能な定期巡回サービスとは?

たとえば、定期巡回サービス(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)という介護サービスを利用することで、自宅で生活をしながら24時間体制の介護サービスを受けることが可能になります。

定期巡回には以下のような4つのサービスがあり、24時間365日の対応が可能になります。

  • 定期巡回
  • 随時対応
  • 随時訪問
  • 訪問看護

参考)定期巡回サービス土屋

認知症の方はデイサービスを利用できる?

認知症患者さんもデイサービスを利用することは可能です。

しかし、デイサービスを提供する施設によっては、認知症の症状や状態によって、施設利用が難しくなる場合もあります。

一方、認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)という認知症に特化した通所型の介護保険サービスもあります。

認知症デイサービスでは、機能訓練やレクリエーションなど、認知症患者さん一人ひとりにあった機能訓練や日常生活支援が受けられるような事業所も存在します。

株式会社土屋では、認知症の方が受けられるデイサービスも提供しております。

参考)デイホーム土屋

認知症は介護保険が使用できる?

認知症患者さんとその家族が利用できる公的支援制度としては、介護保険制度が中心となります。

介護保険制度は、65歳以上の高齢者、または40歳以上65歳未満で特定の疾患を持つ人が対象で、認知症もその対象疾患の一つです。

「認知症は介護保険の対象外」という誤った認識を持たれている方も少なくありませんが、状態によっては認知症も介護保険の対象となりますので、必要に応じて正しく介護保険を使用していくことが重要です。

介護保険の申請方法

介護サービスを利用するには、まず市町村に申請し、要介護認定の審査を受ける必要があります。

認定結果に基づき、要支援または要介護の状態に応じて、様々な介護サービスの利用が可能になります。

利用方法としては、直接サービス提供事業者に依頼する方法と、ケアマネージャーに依頼してケアプランを作成してもらう方法があります。

また、介護保険以外にも、障害者総合支援法に基づくサービスや地域密着型サービスなど、利用できる支援は多岐にわたります。

認知症の進行を緩やかにするためにも、コミュニティへの参加や社会活動を行うことが重要であり、積極的にいろいろなサービスの活用を検討してみましょう。

【参考】そもそも認知症とは?

認知症は、脳の機能が徐々に低下することにより、記憶力や判断力、言語能力などが低下していく病気です。

症状は軽度から重度までさまざまで、進行すると日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

認知症にはアルツハイマー型、血管性認知症、レビー小体型認知症など、複数の種類があり、それぞれ原因や症状に違いがあります。

早期発見・早期介入により、症状の進行を遅らせることが可能な場合もあるため、急に物忘れが激しくなったり、日常的な行動に変化が見られる場合は、専門の医療機関で相談することが大切です。

認知症は徐々に進行していくため、家族の介護や専門職による介護サービスが必要になるケースが少なくありません。

認知症患者さんと家族が安心できるサポートを

認知症患者さんとその家族が日々の生活をより良く過ごすためには、適切な介護サービスの選択が不可欠です。

認知症の症状や進行度合い、患者さんの生活環境や家族のサポート体制に応じて、在宅介護サービスや施設介護サービスなど、最適なサービスを選ぶことが大切です。

また、介護保険などの公的支援制度を活用することで、介護にかかる負担を軽減し、質の高いケアを受けることが可能になります。

認知症患者さん一人ひとりに合わせたケアプランの作成や、家族の介護負担を軽減するための情報収集も重要です。

介護サービス選びは株式会社土屋にご相談ください

  • どのサービスを利用すればいいか分からない
  • 介護保険が使用できるのか分からない
  • 認知症の家族の介護をどうすればいいかわからない など

このようなお悩みを持たれる方は少なくありません。

かかりつけ医やケアマネージャーに相談できるという方は、現在の状況をしっかりとお伝えいただき、お一人おひとりに最適なサービスを教えてもらいましょう。

相談できる相手がいないという方は、株式会社土屋のように、広く介護サービスを展開している介護事業者に相談されることをおすすめします。

株式会社土屋では、重度介護訪問、デイサービス、定期巡回サービス、訪問看護など、認知症の介護・看護を支える幅広いサービスを提供しております。

(株)土屋
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この記事を書いた人

介護業界で働かれる方や、介護サービスを利用されている方、これから利用を考えている方などへ向けて、介護保険、障害福祉サービス、社会的背景などの制度情報や役に立つ情報を定期的に発信しています。

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