【新卒】介護職の新卒はボーナスいくらもらえる?ボーナスアップの方法も紹介します!

「介護職についた時、新卒だとどのくらいもらえるもの?」と気になっていませんか?

初めて社会人として給与をもらう中で楽しみなのが「ボーナス」ではないでしょうか。

ボーナスは基本給よりも大きな金額をもらえるため、親孝行に使ったり、欲しいもののために貯金したりあるいは購入したり、様々な使い道を考えていることでしょう。

本記事では、介護職のボーナス支給のタイミングや金額、アップさせる方法について解説します。

目次

介護職のボーナス支給タイミング

介護職のボーナス支給タイミングは、6〜8月と12〜1月の年2回が一般的です。

しかし、事業所によっては年に1回だけであったり、ボーナスそのものがないところもあります。

働く前に、必ず支給有無やタイミングを公式サイトなどで確認しておきましょう。

介護職の新卒のボーナス

介護職の新卒(20歳未満)のボーナスは、令和4年度で327,039円と公表されています。

一年前の令和3年度は291,060円であるため、35,979円アップしています。

参照記事:
令和3年度事業所における介護労働実態調査 結果報告書 p101
令和4年度事業所における介護労働実態調査 結果報告書 p98

介護職のボーナスは上がる?

新卒だと平均のボーナスは327,039円ですが、ボーナスは勤務年数に応じて上がっていく傾向にあります。

【上がる傾向1】40代をめがけて上がっていく

45歳以上50歳未満までは平均賞与額が上がっていると、令和4年度事業所における介護労働実態調査に記載があります。

この状況が続けば、40代まで働き続けると40代をピークにボーナスがアップすると考えられます。

参照記事:令和4年度事業所における介護労働実態調査 結果報告書 p98

【上がる傾向2】勤続年数が長いほど上がっていく

厚生労働省令和4年賃金構造基本統計調査によると、企業規模が10人以上の医療福祉の年間賞与その他特別給与額は、平均勤続年数が上がるほど金額もアップしています。

平均勤続年数が8.9の女性は693,600円、平均勤続年数が9.3の男性は834,600円と大差があるため、長く働いていれば誰でもボーナスの金額がアップするチャンスがあります。

参照記事:厚生労働省令和4年賃金構造基本統計調査 P100

介護職のボーナスの査定基準は?アップする方法はあるの?

介護職のボーナスの査定基準とアップさせる方法について解説します。

査定基準は事業所によってさまざま

ボーナスの査定基準はマニュアル化されていないため、施設や介護事業所によって異なります。

とはいえ、一般的な査定基準はある程度あります。

  • 勤務実績
  • 職務遂行
  • 資格・研修
  • 業績

遅刻や欠勤が多い方は評価が低くなるためボーナスのアップは難しくなります。

寝坊して遅刻をしたり、働く気分ではないからと当日欠勤したりするのはやめましょう。

そもそも、気分による当日欠勤はモラルの問題でもあるため、社会人の行為としてふさわしくありません。

寝坊は、疲れの蓄積による睡眠の質低下も考えられるため、疲労を軽減する対策を実践して予防しましょう。

【ボーナスをアップさせる方法1】介護に関する資格を取得する

1つ目にご紹介するボーナスをアップさせる方法は「介護に関する資格を取得する」という内容です。介護関連の資格を取得するとボーナスアップにつながるのは、資格手当や処遇改善加算が適用されるためです。

具体的には以下の資格をおすすめします。

  • 社会福祉士
  • 介護福祉士

上記の職種は、令和4年度事業所における介護労働実態調査に記載されている保有資格別の介護職の平均ボーナスをみると、介護福祉士の平均ボーナスは629,134円、社会福祉士は742,254円とあります。

これらの金額は、介護系の資格のなかでもトップクラスを誇る金額です。

参照資料:令和4年度介護労働実態における介護労働実態調査 p127 表Ⅴ-2(3)② 【労働者】賞与<月給の者>(労働者属性等別)(問25⑪) 

【ボーナスをアップさせる方法2】サービス提供責任者を目指す

サービス提供責任者の平均年収は、令和4年度事業所における介護労働実態調査によって634,355円と公表されています。

事業所の大黒柱的な存在であり、スムーズな運営とサービス提供を維持するための管理や調整をしなければなりません。責任がより増しますが、昇進となるためボーナスの底上げは期待できます。

参照資料:令和4年度介護労働実態における介護労働実態調査 p127 表Ⅴ-2(3)② 【労働者】賞与<月給の者>(労働者属性等別)(問25⑪) 

【ボーナスをアップさせる方法3】地道に勤続年数を積み重ねる

ボーナスは勤続年数を重ねるごとに上がっていく傾向にあるため、地道に働き続けるのも一つの手段です。

とはいえ、ブラックの事業所で働き続ける必要はありません。快適に働ける事業所で長く働くのがベストです。

ボーナスアップも可能!介護福祉士の取得方法は?

介護福祉士の資格を取得するには、以下のステップを踏む必要があります。

  1. 受験資格を得る
  2. 国家試験に合格する
  3. 登録申請を行う

受験資格

受験資格を満たす方法は、大きく分けて3つのルートがあります。

  1. 福祉系高校ルート
  2. 養成施設ルート
  3. 実務経験ルート

福祉系高校ルート

福祉系高校で厚生労働省が指定する科目とその単位数を修了すると、国家試験を受けられます。

養成施設ルート

厚生労働省が指定する養成施設で2年以上履修すると、国家試験の受験が可能です。

実務経験ルート

介護などの業務に関する実務経験を3年以上積んだあと、実務者研修を受けると受験資格を得られます。

受験と登録申請

受験に合格したあとは、必ず登録申請を行いましょう。

登録申請をしてようやく資格取得が認められます。

介護福祉士になればサービス提供責任者になれる

サービス提供責任者として働くには、介護職員実務者の研修を修了するか、介護福祉士の資格を取得する必要があります。

サービス提供責任者になると、給料やボーナスも上がりやすくなりますので、介護職のキャリアアップとして非常におすすめです。

株式会社土屋では新卒採用を積極的に行っています!

株式会社土屋では新卒採用を積極的に行っており、以下の介護事業所を経営しています。

  • 重度訪問介護|ホームケア土屋
  • 訪問介護|定期巡回サービス土屋
  • デイサービス|デイホーム土屋

研修制度はもちろんのこと、資格取得の手当や取得するためのサポートも提供しています。

整った環境で働きたい方は、ぜひ株式会社土屋をご検討ください。

また、土屋ケアカレッジという専門の介護資格取得スクールも運営しておりますので、介護系の資格取得やキャリアアップを支援することが可能です。

ぜひ一緒に株式会社土屋で働きながら、介護のキャリアをステップアップしてください。

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