新卒で介護の仕事はもったいない?やめとけの理由は?メリット5つや職場選びのコツも

「新卒で介護の仕事はもったいない?やめとけっていわれている理由は?」

「新卒で介護職に就いてもメリットはない?」

このような疑問やお悩みはありませんか?

学校や大学の卒業が近づくと、就職先をどこにしなければならないのか悩みますよね。

なかには、周りから介護職はもったいない、やめとけと言われて悩む方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、新卒で介護職はもったいなくはありません。

ただし、肉体労働であったりコミュニケーションが難しい方と接したりするため、苦労することもあるのは事実です。

以降では、やめとけといわれる理由やメリットについて解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

新卒で介護職はもったいない?やめとけといわれる理由

新卒で介護職はもったいないのか、やめとけといわれる理由について紹介します。
やめとけといわれる理由は以下のようなものがあります。

  • 給与が低いから
  • 待遇や福利厚生が大手企業と比べ充実していないから
  • 学歴がなくても働けるから

では、一つずつ詳しく紹介します。

給与が低いから

新卒で介護の仕事に就くのがもったいないといわれる理由は「給与が低いから」です。

給与が低いといわれるのは、仕事の業務内容や仕事量に割に合わないといった理由や、他の業種よりも低めといった理由があります。

令和2年の賃金構造基本統計調査では、介護職員の平均給与は252,300円で、平均年収はおよそ360,0,000円であることがわかっています。

たしかに年収が400万円もないのは、十分な給与額とはいえないかもしれません。

大学を卒業した方の多くは大学の奨学金返済があります。
そのような背景を考えると、決して高いとはいえない給与の仕事はおすすめできないと思う方もいるでしょう。

ただし、企業規模が100〜999人になると259,300円、1,000人以上になると267,000円と上がっています。
よって、企業規模が大きいところを選ぶと給与の低さはカバーできるでしょう。

待遇や福利厚生が大手企業と比べ充実していないから

新卒で介護の仕事に就くのがもったいないといわれる理由は「待遇や福利厚生が大手企業と比べ充実していないから」です。

介護事業所を運営する企業には、車業界や電化製品業界のような大手の企業がそれほど多くありません。
1店舗しか経営していないところ、あっても3店舗など小規模の運営を行う企業もあります。

また、事業所のなかにはコロナの影響や人員不足から新規クライアントを募集できず、赤字経営のところも。

ギリギリの状態で運営している事業所は、運営費の支払いと基本給の支払いで精一杯であるため、福利厚生が充実していないことも珍しくありません。

たとえば、休日数が少ない、ボーナスがない、手当がないなどです。

新卒だと幅広い職種を検討できるため、わざわざ大手企業ほどの待遇が望めない職種に就く必要はないと考える方もいるようです。

学歴がなくても働けるから

新卒で介護の仕事に就くのがもったいないといわれる理由は「学歴がなくても働けるから」です。

介護は職歴に関係なく無資格で仕事をスタートできるため、学歴を活かせないのはもったいないと考える人がいます。

もったいないと思われやすいのは、大学の場合、法律や経営学、フードサービス系、教育系など介護に関係ない分野を修了した場合です。

一方で、もったいないと思われにくいのは、高校や大学、専門学校などで介護系や福祉系、看護系を修了した場合です。

介護職に活かせられるため「もったいない」「やめておけ」といわれることはない傾向にあります。

新卒で介護職に就くメリット3つ

新卒で介護職に就くのがもったいないといわれる理由を紹介しましたが、ここからは学歴や新卒で介護職に就くメリットを紹介します。

メリットは以下の3つです。

  • 早い段階で専門性を高められる
  • 40歳以上から働くよりも健康体質なため働きやすい
  • 国家資格取得の条件を満たしやすくなる

【メリット1】早い段階で専門性を高められる

新卒で働くメリットは「早い段階で専門性を高められる」ことにあります。

若い方は記憶力もあり、飲み込む力も十分ありますが、年齢を重ねると難しくなっていきます。

よって、介護のように専門的な知識が必要な仕事は、覚えやすい年齢の時にスタートさせたほうが負担が軽いためおすすめです。

早い段階で専門性を高めると、若いときにキャリアアップのチャレンジができ、早期から管理職につける可能性も高くなります。

管理職に就くことができれば給与の水準も高くなるため、稼ぎやすくなるでしょう。

また、新卒で働くほうが同じ介護業界での転職も有利です。

介護資格を取得する際、「初任者研修」や「実務者研修」を取得しておく必要があります。

新卒から仕事をスタートさせて専門性的な知識を身につけたり経験を積んだりすれば、介護福祉士やケアマネージャー、訪問介護士など別の職種に若いうちから就くことも可能です。

【メリット2】40歳以上から働くよりも健康体質なため働きやすい

新卒で働くメリットは「体力があったり健康体質であったりするため働きやすい」ことが挙げられます。

介護職に就く人は40代以上の方も多くいますが、要介護の高い施設に40歳以上になってから転職するのは厳しいでしょう。

女性の場合、40代以上になると女性ホルモンの急激な減少により更年期障害があったり、更年期を過ぎると次は関節を傷めやすくなったりします。

最近では男性にも最近は更年期があることがわかっており、精神症状がでやすいとされています。

介護職は肉体労働なので、痛みが出やすかったり体力が減り疲れやすかったりする年齢からスタートするのは大変です。

また、人と関わる必要があるうえに肉体の重労働があるため、更年期を発症した場合心の負担が大きくなることが予測されます。 からだや体力のことを考えると、新卒のときにスタートしてある程度年齢を重ねたときに仕事に慣れている状態にしておくのが望ましいです。

【メリット3】国家資格取得の条件を満たしやすくなる

新卒で働くメリットは「国家資格取得の条件を満たしやすくなる」ことにあります。

国家資格の受験資格には実務経験があり、3年以上、5年以上というように決まりがあります。

ベースである「初任者研修」や「実務者研修」を取得していても、実務経験がなければ受けられません。

早くから介護職に就いておけば、取得したいと思ったときに実務経験の要件を早くクリアできます。

さらに、国家資格を取得できればその分資格手当や職務手当がつくため、若いうちから稼ぎやすくなるというメリットもあります。

介護職に興味があり、働き続けたい仕事だと思っているのであれば、新卒から目指すのがおすすめです。

新卒で介護職に就く時の職場選びのコツ

新卒で介護職に就く時の職場選びのコツを3つ紹介します。

  1. 新人教育制度や体制が整っているか
  2. 働きやすい環境づくりを意識しているか
  3. クライアントからの口コミが良好か

新人教育制度や体制が整っているか

新人の教育制度や体制が整っていないところを選んでしまうと、教育指導を十分にしてもらえず、技術や知識を身につけられません。

特に介護分野以外の大学を出て未経験から仕事を始めたい方は、重要なポイントです。

適切にケアできるようになるためにも、新人教育制度や体制が整っているところを選びましょう。

働きやすい環境づくりを意識しているか

働きやすい環境づくりは、生活費がしっかりと稼げて長く働き続けていくために大切です。

ボーナスや手当がない、シフトの融通がきかないといった事業所では、生活費に不安を覚えたり、自分のプライベート時間が作れずストレスが溜まったりいいことがありません。

クライアントからの口コミが良好か

クライアントからの口コミが良好な事業所は、健全な事業所でありしっかりとクライアントに向き合っているところです。

最近、ニュースなどでクライアントへの虐待が問題となっていますが、口コミが良ければそのような良くない事業所を避けられる可能性が高くなります。

新卒で介護職に就くのはもったいなくない!「株式会社土屋」ではスタッフを大募集

新卒で介護職に就くのはもったいないといわれることもありますが、実際に決めるのは自分自身です。

新卒だからといって介護職に就くことの大きなデメリットはありませんが、新卒で就くからこその大きなメリットはあります。

株式会社土屋では、全国にて訪問介護や重度訪問介護で働きたい方を募集しています。

研修体制はもちろん、手当などの福利厚生も充実していますので、ぜひご応募ください。

株式会社土屋の公式サイト・新卒採用情報はこちら

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