30代の介護転職も余裕!有利な資格5つ

「30代の介護転職って雇ってもらえない?無駄?」
「30代の介護転職を有利にできる資格があれば知りたい!」

といったお悩みや疑問はありませんか?

転職する際に必ず気になるのが年齢です。

年齢が高くなるほど採用してもらいにくくなるため、転職するなら早めがいいとされています。

しかし、30代は年齢の感覚が絶妙なので、遅いのか、まだ若いと思ってもらえるのか不安になりますよね。

以降では、介護職は30代でも介護転職が余裕な理由であること、有利になる資格5選を紹介します。

目次

30代でも介護転職が余裕な理由

30代でも介護転職が余裕なのは「介護業界では人手を常に求めている」ためです。

介護業界は離職率が減少傾向にあり定着してきているといわれていますが、それでも人手が足りていません。

その理由は、日本が超高齢化でクライアントの数が増え続けているためです。

つまり、需要に対する供給のバランスが崩れている状態なのです。

これらの背景により30代の方の採用も積極的であり、基本的に採用されやすい状況となっています。

「30代に突入したら介護職落とされるかな?」と不安になっている方は、気にせず応募してみましょう。

30代の介護転職を有利にする資格4つ

30代の介護転職を有利にする資格を4つ紹介します。

  1. 介護職員初任者研修
  2. 実務者研修
  3. 認知症ケア准専門士
  4. 普通自動車第一種免許

以降では、資格の概要や取得方法について解説します。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、かつてのホームヘルパー2級に該当する資格です。

介護職員として働くための基礎的な資格であり、基礎内容から応用内容まで学びます。

具体例には、基礎知識や車椅子の介助、床ずれ防止のための体位変換、排泄介助といった基本的な身体介護の方法を身につけます。

介護職員初任者研修は、実務者研修や介護福祉士などの公的資格や国家資格を取得するために必要なベース資格です。

介護職に就くのであれば必ずとっておくべき資格といえます。

取得方法

介護職員初任者研修修了者となるには、130時間にも及ぶ全カリキュラムの授業のあと、実施される試験に合格することが必須条件です。

しっかりと授業を聞いていれば答えられる内容のレベルであるため、特別難しくはありません。

ほぼ100%合格するといわれているため、過度に身構えなくても良いでしょう。

試験は1時間程度で、問題は32問出題されます。

選択式と記述式で解凍し、合格点は100点満点中70点以上となっています。

実務者研修

実務者研修とは介護職員初任者研修の次の段階の資格で、ヘルパー1級に該当します。

介護福祉士実務者研修とも呼ばれ、介護福祉士を目指す場合に必須の資格です。

取得できればサービス提供責任者にもなれます。

介護職員初任者研修で学習する内容に追加して、喀痰吸引・経管栄養の内容を学習しスキルを身につけることが可能です。

たん吸引・経管栄養は医療行為ですが、実務者研修を受けることで特別に実施できるようになります。

喀痰吸引は、口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部に溜まった痰を除去する行為です。

一方、経管栄養はチューブやカテーテルにより胃腸に栄養を届ける行為です。

取得方法

実務者研修の取得はハローワークなどの職務訓練で取得可能です。

もちろん、試験に合格する必要はあります。

基本的に6か月と受講期限が定められており、そのあいだに資格を取得しなければなりません・

取得するまで450時間以上の受講が必要ですが、初任者研修を取得している場合は130時間分の科目は免除されるため、受講期間・時間を短縮できます。

認知症ケア准専門士

認知症ケア准専門士とは、認知症の基礎知識を学びケアをサポートする役割ができるようになる資格です。

実務経験がなくても取得できます。

具体的には、認知症とはどのような病気なのかといった基礎知識に加え、適切なケアを提供する方法や向き合い方を身につけられます。

次の段階である認知症ケア専門士は、さらに認知症ケアに関する知識を深められたりスキルアップできたりします。

しかし、実務経験を3年以上積まなければ受験できないため、完全未経験であればまずは准専門士の取得を目指すのがおすすめです。

取得方法

受験資格には実務経験の条件が設けられておらず、受験実施年の3月31日時点で18歳以上であれば誰でも受けられます。

合格率はやや高めで合格しやすいといわれています。

必要な実務経験やその他要件はないため、年齢だけ注意すれば誰でも受験可能です。

この資格を作った日本認知症ケア学会が公式サイトで販売しているテキストで試験対策ができます。

普通自動車第一種免許

普通自動車第一種免許は、いわゆる車の普通免許です。

AT限定でもMTを運転できる免許でもどちらでも構いません。

介護職に就くと、介護タクシーサービスや、通所施設では送迎サービスがあるため、車の免許を持っていると採用が有利になります。

取得方法

取得するには、自動車学校に通って筆記試験と実技試験に合格する必要があります。

自動車学校のなかには、夜の時間帯も授業を行っているところもあり、生活リズムに合わせた通学が可能です。

授業内容は、自動車学校内コースでの実技、教室での授業、高速教習、仮免許での実際の道路での運転教習があります。

介護転職を30代でスタートさせても問題ない!

介護転職を30代でスタートさせても問題はありません。

もし、合格しないかもと思っている方は心配する必要はなく、人手不足で困っている事業所が多いため30代の人も問わず積極的に採用している傾向にあります。

さらに合格率をあげたいのであれば、以下の資格を取得するのがおすすめです。

  1. 介護職員初任者研修
  2. 実務者研修
  3. 認知症ケア准専門士
  4. 普通自動車第一種免許

介護の基礎知識を深めたりスキルを身につけられたりする介護職員初任者研修、さらに上の実務者研修、認知症がこれからも増えるとされるため重宝されやすい認知症ケア准専門士は特におすすめです。

また、車の免許は通所介護や訪問介護で働く際に役立ちます。

介護業界で役立つと印象付けることが採用されるキーポイントなので、積極的に資格取得を目指しましょう。

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