【介護求人】正社員・パートとアルバイトどれで働くのがいい?違いや向いている人

介護求人を探していて悩みやすいのは、正社員・パートとアルバイトのどちらを選んで働くのがいいかではないでしょうか。

それぞれメリットとデメリットがあったり、介護未経験であればいきなり正社員で働くことに躊躇している方もいるでしょう。

以降では、正社員とパート・アルバイトの違いやそれぞれの働き方が向いている人を紹介します。

目次

正社員とパート・アルバイトの違い

正社員とパート・アルバイトの違いは以下の5つです。

  1. 契約期間
  2. 勤務日数や時間
  3. 福利厚生・手当・賞与
  4. 福利厚生・手当・賞与
  5. 保険加入

では、一つずつ解説します。

パートとアルバイト自体に違いはない

パートとアルバイトは分けられて呼ばれますが、実際には明確な違いはありません。

法律上の違いもなく、どちらも短時間勤務雇用に括られます。

とはいえ、実際のところは主婦はパート、学生はアルバイトと呼び分けられている傾向です。

ちなみに、アルバイトはドイツ語の「arbeit」が語源となっており、仕事や勤務、働き口を意味する言葉です。

元々短時間労働者を意味する言葉ではありませんが、日本では期限付きの短時間勤務者をアルバイトと呼ぶのが一般的となっています。

【正社員との違い1】契約期間

パート・アルバイトと正社員の違いの一つ目は「契約期間」です。

パートやアルバイトには契約期間が決まっており、定期的に事業所が定める日に更新手続きを行います。

対して正社員は雇用の契約期間がないため、退職するまではずっと働き続けられます。

【正社員との違い2】勤務日数や時間

パート・アルバイトと正社員の違いの二つ目は「勤務日数や時間」です。

パートタイムやアルバイトは週に何時間という決まりがあり、正社員と比べて勤務日数や時間が短いのが特徴です。

よって、パートタイムやアルバイトでは扶養内の収入で働けます。

正社員の場合、各事業所によって異なりますが、基本的に週に40時間勤務、1日8時間です。

これは、労働基準法で定められている最長勤務時間です。

なるべく長く働いてもらいたいと考えているため、働ける限界の時間を設定している事業所が多くあります。

【正社員との違い3】福利厚生・手当・賞与

パート・アルバイトと正社員の違いの三つ目は「福利厚生・手当」です。

パートやアルバイトの福利厚生や手当は、たとえば夜勤手当や残業手当、交通費支給、有給、育休などがあります。

対して正社員は、それらにくわえて資格手当やボーナスが付きます。

とくにボーナスの有無は大きく給与に影響するため、稼ぎやすさを重視するなら正社員一択です。

【正社員との違い4】保険加入

勤務条件に満たしている場合は保険に入らなければなりません。

パートも何時間以上といった規程や年収の規程を超えて扶養から外れれば社会保険に加入できます。

また、101人を超える従業員がいる企業で働き毎月88,000円以上を安定して一定に稼げているなど、一定の条件を満たしている場合は収入関係なく社会保険の加入は義務です。

対して正社員は、社会保険や雇用保険は入ることが前提であるため、強制的に加入となります。

【介護求人】正社員・パート・アルバイトどれがいい?

正社員・パート・アルバイトどの雇用形態で働くのがいいか迷っている方に向けて、それぞれに向いている人を紹介します。

正社員、パート・アルバイト雇用それぞれに適している人の特徴は以下のとおりです。

正社員雇用が向いている人
  • 業務の責任が重くてもやりきれる人
  • 週40日などの規程通りに働ける人
  • 扶養内で働く必要がない人
  • 特養や宿泊デイサービスなどの場合夜勤ができる人
パート・アルバイト雇用が向いている人
  • 扶養内で働きたい人
  • 小さい子どもがいて融通がきく働き方がいい人
  • いきなり責任の重たい仕事を任されるのは不安な人
  • 夜勤勤務が難しい人

では、一つずつ解説します。

正社員雇用が向いている人

正社員雇用に向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 業務の責任が重くてもやりきれる人
  • 週40日などの規程通りに働ける人
  • 扶養内で働く必要がない人
  • 特養や宿泊デイサービスなどの場合夜勤ができる人

正社員雇用は働き方に自由がありません。

パートやアルバイトのように融通がききづらいため、上記4つのうち一つでも欠ける場合は正社員には向いていません。

パート・アルバイト雇用が向いている人

パート・アルバイト雇用に向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 扶養内で働きたい人
  • 小さい子どもがいても融通がきく働き方がいい人
  • いきなり責任の重たい仕事を任されるのは不安な人
  • 夜勤勤務が難しい人

子どもがいる場合、体調不良で保育園や学校から電話で迎えにくるように連絡が来ることも度々あります。

そのような不測の事態にも柔軟に対応できるパート・アルバイトは、働くママやパパの強い味方といえるでしょう。

 

子育て中の介護職は両立できる?おすすめの雇用形態は?

子育て中の介護職をしっかりと両立できるのか不安になっている方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、子育て中でも両立可能です。

以降では、両立できる3つの理由や、両立するための2つの方法について紹介します。

子育て中でも介護職は両立しやすい

子育て中でも介護職は両立しやすい理由は以下の3つです。

  1. 託児所がある事業所が増えている
  2. シフト制で融通がききやすい
  3. 出産・育児のための支援制度がある事業所がある

では、一つずつ解説します。

【理由1】託児所がある事業所が増えている

子育て中でも介護職を両立させやすい理由は「託児所が併設されている事業所が増えている」ためです。

事業所によっては第一子の利用を安くしてくれるところもあります。

託児所があれば正社員としても働けるため、しっかりと稼ぎたいママは託児所ありの事業所をおすすめします。

【理由2】シフト制で融通がききやすい

子育て中でも介護職を両立させやすい理由は「シフト制で融通がききやすい」ためです。

参観日や入学式など子どもの行事にはなるべく顔を出したいと思うママやパパは多いはず。

介護職は基本的にシフト制であるため、そのような行事を考慮して働く日を選択できます。

ただし、シフト制で申請する休みは希望であり、必ずしも通るわけではありません。

どうしても休まなければならない日は、理由をシフトに必ず書いておきましょう。

【理由3】出産・育児のための支援制度がある事業所がある

子育て中でも介護職を両立させやすい理由は「出産・育児のための支援制度がある事業所がある」ためです。

クライアントの数が増え人手が足りていないことから、スタッフが働きやすい環境を整える事業所が増えています。

その一環として、出産・育児のための支援制度を設備しているところが増えているのです。

今子どもがいる人だけでなく。これから結婚して子どもを持ちたい方も、予め出産・育児のための支援制度がある事業所を選べば将来子育てと両立しやすくなるでしょう。

子育てと介護職を両立する方法は2つ

両立する方法は以下の2つです。

  1. 子どもの大きさで雇用形態を選ぶ
  2. デイサービスで働く

といったものがあります。

【両立する方法1】子どもの大きさで雇用形態を選ぶ

介護職は他の業種と同じくパート、アルバイト、正社員の雇用形態があるため、子どもの大きさに応じて変更可能です。

子どもが小さいうちはパート・アルバイト、大きくなったら正社員と働き方を変えることで両立しやすくなります。

もし、託児所がなくても雇用形態の選択で工夫していきましょう。

【両立する方法2】デイサービスで働く

日中勤務で夜勤がないデイサービスを働き先に選ぶのも好手段です。

ただし、宿泊ありのデイは夜勤があるため、必ず日帰りのデイサービスを選びましょう。

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