【超狙い目】高学歴なのに介護職はおかしい?実はかなり活躍できます!

高学歴なのに介護職に就くことってそんなにおかしいことなの?と疑問に思っていませんか?

たしかに、本来であれば介護職に学歴は関係ないため、誰でも自由に目指せる仕事であるため、おかしいといわれるのは腑に落ちませんよね。

本記事では、高学歴なのに介護職はおかしいといわれる理由、高学歴だからこそ介護職が向いているという話をしていきます。

目次

高学歴なのに介護職はおかしいといわれる理由

本来であれば、介護職に学歴は関係ありません。

しかし、人によっては、高学歴で介護職に就くのは、おかしいという人もいます。

以降では、高学歴なのに介護職を選ぶのもおかしいといわれる理由を紹介します。

主な理由は以下の2つです。

  1. 給料が高い大手企業につけるのにもったいない
  2. 偏差値の高い大学には福祉や介護は基本的にない

では、1つずつ解説します。

【理由1】給料が高い大手企業に就けるのにもったいない

理由の1つ目は「給料が高い大手企業につけるのにもったいない」というものがあります。

高学歴の人は、三菱商事や三井物産、伊藤忠商事といった大手の就職先が人気です。

これらの企業は給料も高く、福利厚生なども充実しています。

それに比べて、介護職はこれほどまでの大手企業が運営しているところはありません。

しかし、職員を定着させるために、給与の水準アップや福利厚生を充実させられるように努力している事業所は増えてきています。

ただ残念ながら、介護職は給料が低いといった世間的なイメージ、また、高学歴であれば大手企業につくものだと思う世間一般のイメージを持つ人が多くいるのです。

【理由2】偏差値の高い大学には福祉や介護は基本的にない

偏差値の高い大学には、福祉や介護の分野があるところはあまりありません。

加えて、高学歴の人は医療系、経済学部や法学部といった分野を修了した人が多い傾向です。

そのため、全く関係のない分野の介護職に就くことに疑問を持つ人がいます。

高学歴で介護職に就いている人もいる!

高学歴で介護職についている人はもちろんいます。

ある男性は東大を卒業していますが、介護士として17年以上働いています。

東大を卒業してから就職したわけではなく、この男性が介護職に出会ったきっかけは学生時代のアルバイトでした。

アルバイト時代にすでに介護福祉士の資格を取得していたそうです。

そして、卒業後はフリーターとしてそのまま働き続け、気づいたら17年経っていたようです。

介護の仕事を続けられたのは「単純に面白いから」と答えています。

しかし、周囲からは「東大を出たのになぜ?」と言われることも多かったと話しています。

このように、介護の仕事の魅力にはまり、学歴関係なく介護職についている方もいます。

人生は1回しかないので、周りの評価や目ではなく、この男性のように自分自身がやりたい仕事に就くべきではないでしょうか。

参考:KAIGO LEADEAS 東大卒の介護職。「東大行ったのに何で?」を超えて探る、“モテる介護職”とは?(早大生まっきーの高学歴介護職インタビュー)

高学歴だからこそ介護職!求められるスキルがマッチ

給料などの面から高学歴は大手企業がいいと思われる風潮にあります。

しかし、高学歴の人の傾向や特徴は介護職向きなのです。

ここからは、高学歴の人の傾向や特徴、介護職で求められるスキルを紹介します。

ご自身に介護職が向いているのかを見極めるための参考にしてください。

高学歴の人の傾向・特徴

高学歴の人の傾向や特徴は以下があります。

  • 記憶力・理解力がいい
  • 極める力が強い
  • 努力できる理解力がある

では、1つずつ紹介します。

特徴1:記憶力・理解力がいい

高学歴な人は、数多くの数式や単語、分野によっては、海外の言語をたくさん覚えています。

これは、記憶力や理解力がなければできないことです。

また、大学で学習するのは、中学校や高校とは違い非常に難易度が高い内容です。

物事を理解する力や、内容を理解する力、読解力がなければ授業についていくこともできません。

介護職では、記憶力や理解力は大いに役立ちます。

クライアントの名前や性格、持っている病気などを覚えておく必要があるためです。

クライアントと触れ合ううちに、これら基本情報は覚えていきます。

しかし、施設やグループホームといったところでは、つきっきりで担当するわけではありません。

1人で数人分の担当をしなければならないため、なかなか覚えるのは大変です。

持ち前の高い記憶力や理解力を活用できれば、難なくクリアできるでしょう。

特徴2:極める力が強い

高学歴な人は、1つの事を極めている人が多い傾向です。

勉強やスポーツだけでなく、趣味など熱中するものに対してとことん熱を注ぎ、突き進む力があります。

おそらく、好奇心が突き動かしているのかもしれませんが、介護職でも大切なことです。

介護職は専門的な知識が必要であるため、好奇心から極めていける性格は、知識を身につけたり介護スキルを高めたりするのにとても有利になるでしょう。

また、クライアントは、全員同じ人はいません。

みんなそれぞれ個性や性格を持っているため、Aさんには効果的な方法であっても、Bさんには効果的ではなかったりするわけです。

「この人は何が好き?」「どうしたらうまくできる?」「何が嫌で何なら喜ぶ?」など、相手のことに興味を持ち知ることが介護職では大切です。

「この人をもっと知りたい」という好奇心から人を研究をしていけるスキルは、円滑に介護するうえで大いに役立つでしょう。

特徴3:努力できる理解力がある

高学歴な人は、惜しまずに努力できる人が多い傾向です。

難関校の受験を突破するためには、相当の努力が必要です。

どうすれば暗記できるのか試行錯誤しながら勉強を進めたり、たくさん勉強時間を確保して勉強したりしています。

なかには、それほど努力せずとも勉強内容覚えて受験で突破した人もいるかもしれませんが、ごくわずかでしょう。

たいがいの人は、遊ぶ時間や趣味の時間を削り、必死で努力したはずです。

介護職も努力は欠かせません。

資格を取得するための勉強や、適切なケアができるためのスキルを磨きを日々していく必要があります。

【介護職で求められるスキル1】洞察力

介護職で求められるスキルの1つ目は洞察力です。

たとえば、施設内を夜になると徘徊するクライアントがいます。

徘徊するのは認知症であることが多く、時間の感覚がなくなることや、今は出歩きをせず寝る時間だと判断できないからですが、それが主な要因ではありません。

精神的なものや気持ちが徘徊をさせています。

どのような心境からクライアントは徘徊をするのかを考え、その理由を発見、理解することが大切です。

そのためにも、洞察力がなければなりません。

【介護職で求められるスキル2】観察力

介護職で求められるスキルの2つ目は観察力です。

レクリエーション中に体調の異変を起こしていないか、どこかケガをしているところはないかなど、毎日細かく観察する必要があります。

記憶力が低下している方は、ケガをしたことを忘れていることも多くあるため、周りが気づかなくてはなりません。

また、レクリエーションの実施中は企画の実行に集中しがちになりますが、急変がないか、出歩く人がいないか、怒っていないかなどクライアントを観察しながら行っていかなくてはなりません。

観察力がない方は、介護職は難しいでしょう。

【介護職で求められるスキル3】高いコミュニケーション力

介護職はクライアントと密に関わる仕事であるため、高いコミュニケーション能力が欠かせません。

たとえば、言葉を話せないクライアント、自分の気持ちをうまく表現できないクライアントがいる場合、大切なのは言葉の掛け方です。

クライアントはヤキモキしてイライラしている可能性もあるため、イライラを鎮めながら何をどうしたいのかを引き出す必要があります。

かける言葉やかけ方によってクライアントの心は良い方向にも悪い方向にもいきます。

要望を引き出し解決に導くためにも、コミュニケーション能力は欠かせません。

話すのが苦手な方、人見知りの方は、介護職は厳しいでしょう。

【介護職で求められるスキル4】協調性

介護職は、別の介護スタッフや別の機関のスタッフと連携する必要があるため、協調性も欠かせません。

たとえば、訪問介護であれば、クライアントが利用している訪問看護などのその他サービスのスタッフ、ケアマネと連携する必要があります。

クライアントのことで気づいたことがあったり、家族から要望があったりしたときなどの情報を共有し、連携してケアにあたらなければなりません。

訪問介護に限らず、情報の共有と連携してケアする能力は必要であるため、協調性がない方は厳しいでしょう。

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