「高齢者・難病であっても自宅で暮らす~地域連携」勉強会
ホームケア土屋関西事業所と明石市のときの街訪問看護ステーション様、その他医院関係先にて、「住み慣れた自宅で暮らす」ための勉強会や情報交換、他職種の連携の強化を行っています。今回は第3回のレポートです。
京都のホスピス医、現在は在宅医療に力を注いでおられる岡山容子先生をお招きして、「看取りの安心勉強会」が開かれました。
「看取り」と聞くと、「怖い」とか「暗い」というイメージがつきまとうのですが、今回は、いかに安心して看取りを行う事ができるか、肩の力を抜いた看取り介護というテーマでお話しされました。
内容は、実際の症例を用いて
①看取り介護にあたる家族、介護者の不安
②看護師、医師との連携
③人生の最後のとらえ方
⓸弱り、苦しみにどう答えるか?
⑤困った質問(答えにくい質問等)にどう答えるか?
⑥黒い言葉=とげのある言葉にどう答えるか?
⑦何かをしなければ✕ではなくて、見守る=見守るとはどういうことか?
⑧言葉がけをしながらの介護
⑨身構えるのではなく、ごく自然に
といったお話で、看取りだけでなく、ALSなどの難病を抱えた方に従事する介護者にも非常に役立つ内容でした。実際にALSの方の支援の困りごとも質問させていただき、多くのヒントを頂きました。