【イベント・セミナー】ホームケア土屋仙台・デイホーム土屋たいわ・土屋ケアカレッジ 合同セミナー『障害福祉サービスを知ろう』を開催

【イベント・セミナー】ホームケア土屋仙台・デイホーム土屋たいわ・土屋ケアカレッジ 合同セミナー『障害福祉サービスを知ろう』を開催しました

ホームケア土屋仙台・デイホーム土屋たいわ・土屋ケアカレッジ 合同企画による、「障害福祉サービスを知ろう」というイベントを開催。

重度訪問介護、生活介護、放課後等デイサービス、共生型デイサービス、そして福祉の仕事についてご紹介いたしました。

イベント・セミナーの概要

●イベント名:「障害福祉サービスを知ろう」
●日時:令和6年8月4日(日)10:30-12:00
●場所:デイホーム土屋たいわ 
●主催:ホームケア土屋仙台・デイホーム土屋たいわ・土屋ケアカレッジ

「障害福祉サービスを知ろう」

令和6年8月4日、重度訪問介護、生活介護、放課後等デイサービス、共生型デイサービス、そして福祉の仕事を知ってもらうことを目的に、「障害福祉サービスを知ろう」というイベントを開催いたしました。

宮城県黒川郡近辺の支援学校の児童とそのご家族様、近隣の相談支援事業所、居宅介護支援事業所、関係各所へちらしにて告知させていただきました。

当日は、現在支援学校へ通われているご本人とご家族様、デイホーム土屋たいわへ通所されているご本人とご家族様、地域の区長さん、民生委員さんにご参加いただきました。

1.株式会社土屋のご紹介と実際に障害福祉サービスを利用して

ホームケア土屋 東北ブロックのエリアマネージャー の白鳥美香子より、会社概要・事業内容の紹介の後、ご自身が利用している障害福祉サービスを経験談を含めて紹介いたしました。

息子さんは、YouTubeチャンネル【 Mikaママと隼ちゃん 】の隼ちゃんです。脳質周囲白質軟化症(脳性まひ)があり、支援学校に通っておりました。現在は、土屋ケアカレッジ「重度訪問介護従業者養成研修 統合課程」の当事者講師として活躍中です。
 
隼ちゃんは、現在、「生活介護」と「重度訪問介護」を利用しています。

また、支援学校に通学していた時には「放課後等デイサービス」を利用していたそうです。親目線、子ども目線から各障害福祉サービスの利用の仕方、障害福祉サービスを選ぶコツなどを伝授いただきました。

また、障害児を持つ親として、受講してよかったと思う介護の資格について紹介され、もっと早く受講しておけばよかったと思う、と感想を述べられていました。

2.重度訪問介護ってなぁに?!

次に、ホームケア土屋仙台の管理者 浅野竜二より、「重度訪問介護」についてご説明いただきました。ホームケア土屋仙台のクライアントとして「重度訪問介護」を利用されているA様とB様の1日の生活の様子をご紹介されました。

切れ目なく入る支援と、A様B様の思い。A様は、筋ジストロフィーの方です。重度訪問介護にて、長時間の見守りを実現し、夜間の安心の確保しています。そして、「自宅で仕事をしながら利用されていることを紹介されました。

B様は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)であり、キーパーソンである奥様が正社員として勤務しています。またお子様がお二人いらっしゃいます。B様の週間スケジュールを見ると隙間なく支援に入られているのに、21時半~22時という短い時間だけ「家族」と表記されています。

「みなさん、ここはどうして家族とかかれているかわかりますか?ご家庭の中にずっとアテンダント(訪問介護員)が入っていて、家族だけの時間が持てないのです。その為にあえて、家族が支援する時間をわざとつくってあるのです。」と紹介されました。

そのお話を聞いて、それぞれに感じるものがあったようです。重度訪問介護ならではのリアルな現場を知ることができました。

3.共生型デイサービス 生活介護・放課後等デイサービスについて

デイホーム土屋たいわは「共生型デイサービス」です。

要介護、要支援の方が通所する「デイサービス」の他、障害がある人が通所する「生活介護」、障害がある児童、発達特性がある児童が通所できる「放課後等デイサービス」が一緒になったデイサービスです。

デイホーム土屋たいわ 管理者の増子大介より、共生型デイサービス、生活介護、放課後等デイサービスについて説明いただきました。

共生型ならでは、「家族的な雰囲気」であったり、放課後等デイサービスの児童が放課後に「ただいま~」と通所して、すでに通所している高齢者と「生活介護」利用者は「お帰り~。」とお返事するなど、微笑ましいやり取りを聞くことができました。

多世代交流で、6歳~92歳までご利用されているなど、「デイホーム土屋たいわ」ならではのアットホームな雰囲気が伝わってきました。

4.福祉の仕事について

土屋ケアカレッジ 佐藤望より、福祉の仕事についてご紹介させていただきました。

代表的な介護の資格として、介護福祉士、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修 等の他、重度訪問介護従業者養成研修統合課程についてもご紹介させていただきました。

重度訪問介護従業者養成研修統合課程は、重度訪問介護従業者養成研修基礎課程、重度訪問介護従業者養成研修追加課程、喀痰吸引等第3号研修基本研修3つの資格が1つになった資格で、最短3日で取得可能です。

この資格を取得することで、障害区分4~6の方の重度訪問介護に入ることができます。

最後に株式会社土屋 土屋ケアカレッジで受講できる資格と土屋ケアカレッジの特色などについてもご説明いただきました。

5.最後に


最後は、質疑応答と皆様から感想をいただきました。その一部をご紹介いたします。

≪デイホーム土屋たいわへの質問≫

Q:医療的ケア児は受け入れしていますか?
A:デイホーム土屋たいわ からの回答

現在は受け入れが難しい状況です。なぜなら医療的ケア児がデイを利用している時間は、看護師が常駐している必要がありますが、長時間の看護師の確保が難しいからです。

現在も看護師は毎日おりますが、平日は仙台の訪問看護さんと連携して対応しており、土日祝日は非常勤看護師で対応しております。

ただ、弊社は「医療的ケア」が必要なクライアントへの熱い思いがある会社であり、デイで勤務しているスタッフは、重度訪問介護の支援に入り、実際に医療的ケアに関わってきたスタッフがいるので、近い将来、医療的ケア児を受け入れる環境を整えていきたいと考えています。

他ご感想

わかりやすくご説明いただき、「障害福祉サービス」についてよくわかりました。これからも地域として連携していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
いずれ重度訪問介護のサービスを、と考えており、参加しました。わかりやすくご説明いただきありがとうございました。
デイホーム土屋たいわに父が通っています。最初は絶対に行かない、と言っていたのに、今では、「いついくの?」「いつ迎えに来るの?」と大変楽しみにしているようで、家族としてもその変わりように驚いています。皆様には本当に良くしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
デイホーム土屋たいわに通っています。すごく皆さん、いい人ばっかりで、子どもさんもいる、中年の方もいる、老年の方もいる、みんな仲良くしていて、楽しくて仕方がありません。これからも楽しく通いたいと思います。よろしくお願いいたします。

ご参加いただいた皆様、そして嬉しい感想をいただき、本当にありがとうございました。

この後はご希望者の方が、デイホーム土屋たいわをご見学され、解散となりました。

ホームケア土屋仙台、デイホーム土屋たいわ、土屋ケアカレッジが合同でイベントを企画する、というは、初めてのチャレンジでした。

ただただ、「障害福祉サービスや福祉の仕事について、一人でも多くの人に知ってもらいたい。」という純粋な気持ちから、各管理者が集まり、準備や練習を重ね、当日を迎えました。

株式会社土屋のパーバスである「つながりあいささえあう場の創造」を実現するため、チーム東北、これからも頑張っていきたいと思います。

皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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▼ショートver. 動画

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