『第2回 岡山の在宅医療と在宅福祉を考える会』イベント開催
障がいがあっても、それを個性として受け入れ、安心して地域で過ごせるよう、共に考えていきたいと思います。
当会は、医療・福祉の専門職のみならず、介護が必要な方やそのご家族、地域のみなさまも気軽に参加できる、開かれた組織です。
みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。
「岡山の在宅医療と在宅福祉を考える会」について
岡山の医療と福祉の連携を促進し、「医療・福祉サービス利用者の在宅環境改善に繋げること」、「関連事業所にとどまらず、患者やその家族、地域住民を含めて交流を行うこと」で、より一層の社会参加や防災対策など、互助・共助・公助の強化に繋げることを目的としています。
登壇者プロフィール
入江真大氏/岡山の在宅医療と在宅福祉を考える会 代表
1983年岡山生まれ。ゲストの川口さんと同じ岡大附中出身(51期生)。
国立療養所長島愛生園(ハンセン病療養所)での勤務などを経て現在は倉敷北病院では外科医長として、ももたろう往診クリニックでは非常勤医師として活動を行っている。
2024年11月「岡山の在宅医療と在宅福祉を考える会」発足と共に代表に就任。
ゲストスピーカー 本間 りえ氏
認定NPO法人ALDの未来を考える会理事長
一社)うさぎのみみ 代表理事
イベント概要
■テーマ:小児難病と在宅医療福祉の連携
■日時:2025年2月21日(金)19:00~20:00
■場所:杜の街グレース オフィススクエア3階 貸し会議室(〒700-0907 岡山県岡山市北区下石井2丁目10)
現地参加50名(先着順)
■参加方法:以下QRコードの読込み、または申し込みフォームよりお申し込みください。
オンラインでも参加可能です。
■ZOOM参加URL:
https://us02web.zoom.us/j/89268084731
(ウェビナーID:892 6808 4731)
「岡山の在宅医療と在宅福祉を考える会」発足の背景/代表 入江真大氏
少子高齢化が進む日本において、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるよう、地域包括ケアシステムの整備が進められています。市区町村を中心に地域包括支援センターが設置され、ケアマネージャーや医療機関、介護施設などが連携し、予防介護や生活支援の充実が図られています。
しかし、在宅医療・福祉の現場では、医師や看護師、介護士など多くの専門職の協力が不可欠である一方、これらの専門職が一堂に会する機会は限られており、連携が十分に取れていないと感じることが多いのが現状です。
また、医療・福祉の専門職であっても、他分野の制度や取り組みについて十分な理解がない場合も多く、その結果、支援を必要とする方々に適切な情報やサービスが届かない状況が生まれています。
さらに、介護サービスの不足が原因で介護離職が発生したり、医療的ケアが必要な子どもを育てる親の就労が制限されたりする問題もあります。
2022年には、国連が障害者権利条約に基づき、日本政府に対して、障がい者の地域移行や強制入院、分離教育などの課題改善を勧告しています。障がいのある方々が差別なく好きな場所で暮らし、学び、働ける権利が保障されるべきです。
こうした課題を解決するため、「岡山の在宅医療と在宅福祉を考える会」を設立しました。当会では、各分野の専門知識を共有する勉強会や、医療・福祉に関する制度情報の提供、専門職同士が交流できる場を提供しています。
障がいがあってもそれを個性として受け入れ、安心して地域で過ごせるよう、共に考えていきたいと思います。当会は、医療・福祉の専門職のみならず、介護が必要な方やそのご家族、地域の皆さまも気軽に参加できる開かれた組織です。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
【本件に関するお問い合わせ先】
イベント事務局:楠橋(くすはし)
Email:kusuhashi.akio@care-tsuchiya.com/TEL:080-2988-0468