
【CSR推進協議会】四日市市立南中学校にて「福祉学習とボッチャ体験」の講演を行いました!
令和8年3月12日、四日市市立南中学校にて1年生212名を対象に講演を行いました。
今回は「頸髄損傷と共に生きる」をテーマに、自身の経験を通じた講話とパラスポーツ「ボッチャ」の体験学習を実施しました。
実施概要
日時:令和8年3月12日(木)13:30-15:10
対象:中学1年生 計212名(6クラス)
講師:CSR協議会サポート部 青木健太

第1部:講話「生きるための工夫」
講話のテーマは「頸髄損傷と共に生きる」。
冒頭では、障害受傷の経緯やクイズを交えて障害についてのお話をしました。
あごで操る電動車いすやマウススティックでのパソコン操作、重度訪問介護を利用しての一人暮らしなど、私の日常は、一見すると不自由に見えるかもしれませんが、これらはすべて、私が私らしく生きていくための大切な「工夫」です。
障害があっても工夫次第で仕事ができ、趣味を楽しみ、人生を彩り豊かにできるということ。
「できないこと」に目を向けるのではなく、生徒たちが「どうすればできるか」を考えるきっかけになれば幸いです。

第2部:体験「障害の有無を超えて。ボッチャでつながる心」
後半のボッチャ体験会ではクラス対抗戦を行い、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
生徒たちは皆、心の底から競技を楽しんでいる様子でした。
アンケートでは「障害の有無に関係なく、みんなが一緒に楽しめるスポーツだと思った」という感想が多く寄せられ、まさに「お互いに助け合って生きていく社会」が体育館の中に現れたような、素晴らしい時間となりました。
また、「簡単そうに見えたけれど、実際にやってみると意外と難しかった」という声も多く、戦略を練りながら一球一球に一喜一憂する姿がとても印象的でした。
講演を終えて
中学生の皆さんの真っ直ぐな瞳と向き合い、私自身も改めて「伝えること」の大切さを実感した一日でした。
直接の交流で生まれる「心のつながり」こそが、誰もが自分らしく暮らせる社会の原動力になると信じています。
講演を通じて、社会にあるバリアや障害に対する考え方を改めて見つめ直すきっかけになったことを願っています。
今日出会った皆さんが大人になったとき、福祉の現場を支える仲間として再会できれば、これほど嬉しいことはありません。
大切なバトンを次世代へ渡すため、これからも講演活動を一歩ずつ続けてまいります。

生徒たちの声(感想アンケートより抜粋)
生徒たちの感想から、心に響いた言葉を内容を要約してご紹介します。
・「自分事」として捉え直す
「スキーや柔道などスポーツは自分たちも授業や部活動でやっているため無関係ではなく、いつ誰が怪我をして障害を持つことになるかはわかりません。当たり前のことが当たり前ではない人もいるのだと改めて気づきました」
・「環境」が不自由を解消する
「障害を持っていても、環境を変えることによって不自由があまりなく過ごせるということに気づきました」
・経験から学んだ「伝える」大切さ
「一瞬の出来事で障害を負ったけれど、青木さんが伝えてくれた『言わないと伝わらない』『挑戦や成長』について考えていこうと思いました。インクルーシブの考えを大事にしていきたいです」
・明日からの「声かけ」
「今までは『迷惑にならないかな』という不安がありましたが、これからは勇気を出して、街で車椅子の人や困っている人を見かけたら『何かお手伝いしましょうか?』と自分から積極的に声をかけることを心がけていきたいです」
・「特別」ではなく「隣り合う存在」
「障害を持っている人が特別で少数派だと思ってはいけないことを心に置きたいです。体が不自由な人や、普通の人と同じことが難しい人たちの立場になってみて、どんなことをしてくれたら助かるか、うれしいかをこれから考えていきたいです」













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