【高齢者地域生活推進委員会】定例レポート 2025年11月20日
開催概要
開催日:2025年11月20日
開催場所:オンライン
当日のアジェンダ概要
- 7期活動説明 小川力信委員長
- ホームケア土屋より報告
- 総括:小川力信委員長
当日の定例レポート
新たな期を迎え、当日の定例ミーティングでは、小川力信新委員長より第6期の振り返りと共に、第7期の活動計画が提示されました。
小川委員長からは「地域の高齢者に対して、土屋で何ができるのかを心にとめて、参加していただければと思っております」として、今期は地域との連携、そして社会課題の解決に向けた取り組みの推進に期待が込められました。
また、障害福祉分野からも報告・相談があるなど、高齢分野を越えた拡がりが見られる委員会となりました。
7期活動説明 小川委員長
6期の振り返り
6期の目標
「介護現場に寄り添い〝頼れる存在″としてサポートすること」
実績
①定期的なミーティング
各事業所の課題に対して参加メンバーが発信し、ディスカッションを行いながら継続的に進捗確認を行うなどしてサポートを実施
②認知症の研修など
認知症の先駆的な発信者である副委員長を講師に招いて研修を実施(年11回)。会員限定のクローズの接遇研修も実施中。認知度向上に向けたイベントなどの実施。
結果
課題の解決、ポジティブな方向への進化など、成功事例を多く輩出。
参加メンバーの成長。
委員会が「頼れる存在」として認知が広がり、グループ内で高齢福祉に関わる質の向上に寄与。
課題
「高齢者の地域生活を推進する」ことへ向けては不十分。社会課題解決に向けた動きには至らず。
7期の活動内容
目的
①「土屋グループの高齢者介護の質の向上に寄与し、〝頼れる存在″としての認知を広げる」
②「地域の高齢者が安心して暮らせる社会を実現するために、委員会としてできることを模索し続ける」
目標
「地域の高齢者が直面する社会課題を解決し、すべての高齢者が尊厳をもって暮らせる社会を築くために、土屋グループの高齢者介護を担う我々が、地域住民や関係者と協力し、支援の輪を広げるきっかけを作る」
活動計画
①コアメンバーミーティング
②定例ミーティング
③課題解決サポート
④多様な研修の実施(高齢者の地域生活を推進するための勉強会の新設)
⑤高齢者介護領域における認知度向上に貢献する取り組み(年1~2回のイベントなど)
⑥<新設>地域における高齢者が抱える問題を知る
*クライアントへのアンケート調査(目的:生活状況や困りごとの把握)
*地域の関係者へのヒアリング(目的:地域の課題を体感する)
⑦<新設>地域とつながる意味を考える
*地域の方たちの困りごと・エピソードに対して、我々が果たせる役割を考える
参加者からのコメント
・第7期の取り組み内容は、とても魅力があり、かつ必要なことだと思います。
以前、地域の連絡会によく参加していましたが、非常に交流も図れ、地域連携に結び付いたという思いがあります。
自身のスキルもアップ、知識の向上、人材交流もできるので、皆さんにも積極的に参加していただければと思いました。
・私のところのグループホームも、地域の一部として、地域にもっと出ていくことが課題となっています。
まだまだ分からないことだらけで、物は試しと色々取り組んでいますが、今期は目標に沿った行動が取れるように、しっかり頑張っていきたいと思っております。
・純粋にワクワクしています。
微々たるものですが、地域に関わりを持つ弊社としても勉強させていただきたいですし、現在行っている地域への活動情報も共有して、
皆さんの背中を押すことができればと思いますので、資料作成等も含めて頑張ります。
・高齢者の地域生活の推進につなげるための具体案が盛り込まれていたご説明だったと思います。
相談なども委員会の場でもどんどんしてほしいですし、事例の共有も、皆さんが動くきっかけになると感じています。
・地域としっかり交流を持つことで、他の事業所の方や地域の民生委員の方と勉強していくこともできますし、
介護保険でよく言われる多職種連携の部分にもつながって、たくさんの方で地域の高齢者を支えることができると思います。
ホームケア土屋より報告
事業所(2事業所)について
▸事業所①
概要:クライアント約30名、アテンダント約40名。管理者1名、コーディネーター3名、サ責2名が在職。
課題:問題が起きることが多く、その問題が大きいことが多い。
情報共有ができておらず、レスポンスが遅く、判断ができない。
言わないとできず、誰かがやってくれるだろうと他人任せ、書類管理ができない。
▸事業所②
概要:クライアント約15名、アテンダント約5名。管理者、コーディネーター・サ責各1名。
課題:判断ができない。すぐ聞き、調べない。苦手な人に対して顔、態度に出る。
管理者の報告
いいところもたくさんある事業所ですが、今回は問題点だけを抽出しています。
2事業所に共通している問題点では、何か起きたときの判断ができなかったり、判断を間違えることが多く、できる判断もわざわざ聞いてくるところがあります。
一人一人の特性に合わせながら少しずつ改善しているところで、すべてにおいて担当制にすることで、レスポンスの速度や他人任せなところには改善が見られてきています。
ただ、改善したいところが沢山ある中で、なかなか言葉にできず、どうすればいいのか困っています。
質問による補足
・コーディネーターとの関わりは週1回ほどです。週に2、3回関わるコーディネーターもいます。
コーディネーターはアテンダントと密に連絡は取っておらず、アテンダント1人につき複数のコーディネーターがいることもあるので、「コーディネーターの○○さんが連絡してくれるだろう」とお互いに思っているようで、結果として伝えてほしいことが伝わっていないことが多いです。
・数か月前に交代という形で管理者に就任しました。元々の管理者は当初は色々思うところもあったようですが、今は落ち着かれています。
コーディネーターさんたちとは「事業所を変えていかないといけない」という話はしていて、そこに関してはみな同じ方向を向いてはくれています。
現在はまず責任者として必要なところをお伝えしていて、アドバイスなども受け入れてくれている感じはします。内面の思いは分からないですが。
参加者からのコメント
・例えば週に1回など、コーディネーターさんが必ずアテンダントさんたちと電話・対面・チャットなどでやり取りをするのがいいと思います。
そうすると問題を早めにキャッチして対応できると思います。
私のいるグループホームでは、必ず1週間に1回、30分以上、管理者さんと電話か対面でコミュニケーションを取ることを目標に掲げていますが、
その中で細かいことに気づけたり、解決できているので、相談しやすいような関係性を作ることが大切だと思います。
・組織としての統制がしっかり取れていると思います。
呼ばれること=頼りにされていることなので、教えてくれる人がいることは素晴らしい環境だと思います。
私は聞かれたことに対して、必ず「その後どうなったか」の追い確認をしています。
今後の仕事に対するやる気を鼓舞するような形で確認することが大事だと思います。
・まずは事業所内での目標やビジョンを共通認識にすることが大事だと思います。
職位が違うと職務内容も違うので、コーディネーター・アテンダントには響きにくいこともありますが、「1人でも多くの方の声を聞いて、いい質の支援をしましょう」というビジョンを作っておくと、それに沿って指示すると筋も通りますし、ビジョンを伝え続けていくことが大事だと思います。
・課題が多くて、どこから手をつけたらいいかわからないというのは、本当によくあることだと思います。
その都度、ルール化していくのがいいと思っています。
ルールを決めてマネジメントしないと、担当が変わると、「前の人はこう言っていた」など混乱が生まれるので、ルールに則ったマネジメントが大切だと思います。
指導するときにも主観としてではなく伝えられるので、ルールも伝え続けていくことが必要だと思いました。
言うべきことを言ったときに、腹立たしく思われるか、なるほどと思われるか、その差が大事だと思います。前任者が事業所にいる中で、その人を辞めさせないで、なんとかモチベーションを維持したことがすごいと思います。
・「問題が頻繁に起こって、判断できそうなことも聞いてくる」ということだけ聞くと、皆さん、失敗しないように、誰かと責任を分け合うという意味で色々と聞いてくるんだろうなと、不安や疑心暗鬼、責任転嫁が渦巻いている中で仕事をされていると感じます。
やはりルールが大事だと思います。
みなで合意形成してルールを決め、それを守り、ルールが現状と合ってない場合は勇気をもってすぐ変えるなどを民主的にできると、少しずつ皆さんにも自信がついてきて、心理的な安全性が保たれてくると思います。
【総括:小川力信委員長】
7期が無事に走り出して、安心しております。
委員会には、背中を押してくれる方たちがたくさんいますので、ぜひここで相談をして、「モヤモヤする」ものを解消していただければと思います。
ホームケア土屋の2事業所では、いろいろ大変なことが起こっていて、その課題に対してどこから手をつけていいか分からないということがあると思います。
そうしたことをメンバー皆で、少しずつ片づけていきたいと思っていますので、次回は「具体的にどうしたらいいか」という深掘りもできたらと思います。
そういった形で気軽に相談できる委員会にしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。















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