㈱土屋「法務担当」であり、社会福祉士である佐々木優氏が、
母校のスクーリングでのゲスト講師として登壇!!
「地域共生社会における訪問介護の役割」講義登壇レポート
私が異業種から介護の世界に転職をした2014年、福祉を一からしっかり学びたいという思いから、その翌年に日本福祉大学 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科に入学し、4年間、仕事と両立させながらの学びを経て社会福祉士の資格を取得しました。
2021年、入学当時から師事していた大学教授からの依頼を受け、スクーリングでのゲスト講師として教壇に立ちました。
コロナ禍の影響からオンラインでの開催となりましたが、私にとっては初めて教鞭をとる貴重な経験となりました。
そして2022年、今年は会場での開催が叶い、学生たちへ対面して講義することができました。
私の担当科目は「医療福祉システムの理論と実践」です。
そのなかで「地域共生社会における訪問介護の役割」という題目で講義を行っています。
介護保険制度が成熟し、確立した地域包括ケアシステム(高齢者)を他方面へ普遍化することで、地域共生社会への展開を目指す我が国のビジョン。
その中で、重度の障がいや難病を患う人々が可能な限り住み慣れた地域で自分らしく生きていく上での課題、それを解決でき得る事例として、当社がソーシャルビジネスという法人形態を選択し、どのような活動を続けているのかを説く内容です。
学生の中には、訪問介護(介護保険)には馴染みがあっても、重度訪問介護や居宅介護等の障がい福祉サービスを初めて知ることがあるようです。
社会福祉を学び、ソーシャルワーク専門職を目指す学生たちが、将来支えようとするクライアントに向けて多様で適切なアプローチができるよう、私の講義が少しでも役立てば嬉しいと思っています。