東京都江戸川区在住の名雪健司様の自治体防災訓練に参加して
訓練日 2022.10.16
地域の障害者住宅で 1 人暮らしをされている名雪健司様。7 月 16 日の災害対応訓練に向けた動きの中で、自治会長さんとはつながる事ができていたが、更なる地域との方との繋が りを作ることが重要な為、10月に行われるマンションの防災訓練に一緒に参加させて頂く事を自治会長さんにお約束させていただいていた為、お声が掛かり参加。
主な目的:地域の方と顔を合わせ、名雪さんの顔を少しでも多くの人に覚えていただく
10 月 16 日 防災訓練当日
8:15 名雪健司さん宅に集合
当日の流れの情報が名雪さんに来ていなかったので、地域の方に聞き込みにいく
・1F 担当のお 2 人に、竹野・原、ご挨拶
9:00 マンションの清掃活動
原が近隣住民の方と一緒に清掃活動へ参加
・5〜6 人の方と交流
竹野さんは名雪さんとお部屋で待機、準備
9:30 防災訓練 マンション集会所へ集合
名雪さん、竹野、原で集会所へ向かう
・行く途中、1F 担当の 2 人とご挨拶。集会所へ行くと、周りの方々が、「ココにスロープがあるわよ」など、声を掛けてくださる。
9:45 防災訓練開始 2 種類の簡易トイレの組み立てと座る体験会
・車イスに乗っている名雪さんは見えにくいかもしれないからと、自主防災組織のリーダーが全員での訓練の前に名雪さんの為だけに簡易トイレの設置の仕方、中に入れるビニール袋の仕組みなどを見せてくださる。
(名雪さん、自分の為だけにそのようにしてくれて…と、とても感激される)
10:30 訓練終了
簡易トイレを設置した 3 つのテントの片付け 原が近隣住民と共に行う
テントの片付け後、参加者に水と非常食クラッカーが配布される
・訓練終了後、何人かの方に「疲れなかった?」「寒くなかった?」「あそこに住んでるんだね、会いに行かなきゃな」というようなお声掛けをいただいた。
10:30⊸12:00 訓練の振返り・今後の展開について(名雪さん、竹野、原)
「今まで、地域の防災訓練に参加してみようと思ったことがなかったが、災害対応訓練の準備と実施をきっかけに、助かる為につながりが大事だという事をとても感じ、土屋のメンバーも一緒に行ってくれるなら…と、勇気を出して行ってみる事ができた。
参加して、地域の方が、思った以上に親切で温かく迎え入れてくれ、とても嬉しかった。
これからも、災害に向けての準備を土屋とガンバって行きたい。
また、人見知りの自分だが、障がい者も参加できる囲碁の大会などに土屋も関わっているようなので、それにも興味が湧いてきた。色々やってみたい!」という、名雪さんの前向きで力強いお言葉をいただきました。
次回の訓練は、広域避難の訓練。
広域避難する為の場所の選定と、広域避難する際に持って行く最低限の物資、そして
人員配置、医療分野との連携を進めていきたい。
◆ 自治会防災訓練 参加メンバー
名雪健司さん、竹野(土屋)、原(土屋)