ヒヤリ・ハットの報告・共有について
土屋では「ヒヤリ・ハットの報告・共有」によって、事象の原因を突き詰め、浮かび上がってきた課題を把握することで、より安全な介護環境をつくることを重要視しています。
高齢者複合施設「のがわ」 志賀 和弥
仕事で事故やミスを起こしたとき、人はその事実を隠したくなるものです。
しかしハインリッヒの法則(1件の重大な事故の背後には29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には300件のヒヤリ・ハットが隠れている)にもあるように、事象の原因を突き詰め、浮かび上がってきた課題を把握することは、非常に重要です。
土屋は、事故やミスをあえて前向きにとらえ、情報共有し、励まし合える組織風土を醸成することによって、より安全な介護環境を整えたいと考えています。
ヒヤリ・ハットの情報共有で大切なのは、「おや」と思ったらすぐに報告する、という意識です。
利用者さんのことに限らず、職員や環境面に関する事例(例:床に画鋲が落ちていて、スタッフの足にささりそうになった)も挙げてほしいと思います。
判断が難しい場合でも、とりあえず報告書に記入してから、担当者に確認してください。
「のがわ」では報告の敷居を下げ、全体共有をスムーズに進めるため、Gフォームを導入
「のがわ」では、報告の敷居を下げ、全体共有をスムーズに進めるために、Gフォームを導入していきます。
《 Gフォームの記入手順 》
ヒヤリ・ハット発生(※事故の場合は、従来通り報告書を記入)
- パソコン、スマートフォン、タブレットからGフォームのURLへ
- 簡易的な項目を記入
- 対応や詳しい状況は、のちに上長やリスクマネジメント委員と相談してからでもOK
- 紙媒体の報告書に詳細を記入
→他の職員は、Gフォームの内容をメールのURLから確認可。
閲覧したら、自分の名前の欄にチェックを入れる
はじめは慣れないかもしれませんが、まずはアクセスすることが大切なステップです。最低限の記入でも構いませんので、積極的な報告をお願いします。