スキルとスピリット / ネコキック

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

コーチングを学ぶにあたって、スキルとスピリットという2つの概念に出会いました。

“スキル“とは技術や知識など、経験を積むことで得られる、業務を進めていく上で、レベルアップを認識しやすい領域です。できなかったことができるようになったり、知識量が増えていくことで携わる業務のレベルが上がったりします。他者から見ても業務レベルの向上がわかりやすいため評価にもつながります。
“スピリット“とは心の状態のことです。やる気がある、とかちょっと凹んでいる、というように表面化しにくい部分があり、他者からわかりにくかったりします。

回数や経験を積むことでレベルアップしていくスキルに対してスピリットは増えたり減ったりします。経験が長いからと言ってスピリットも常に高いレベルでいるとは限らないということです。

例えば仕事を始めたばかりの時は気持ちが前のめりでスピリットは高い反面、スキルは低いというケースがあり、ここではスキルに対して色々コーチングをすることになります。

これとは逆に経験を積んでスキルが高くなってもスピリットが低くなっていると仕事がうまくいかなくなります。普段できることができなくなったり集中力を欠いてミスにつながったりします。ここでスキルについてフォーカスしてコーチングしても“言われなくてもわかってる”といったようにかみ合わなくなります。スピリットにフォーカスして言葉をかけてあげなければなりません。技術や知識のことではなく心のあり方についてサポートしたり、励ましたり、安心できる言葉をかけたりというアプローチが必要になります。

まだまだ勉強中の身ではありますが、スキルレベル、スピリットレベルを見極めて言葉をかけてあげられるようなリーダーに、いつかなりたいと思います。

 

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