土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)
『従業員の幸福を追求すると同時に、社会に貢献すること』
「従業員の幸福」とは「物的幸せと心の幸せ」です。まず、「物的」幸せがあります。これは「経済的豊かさ」。次に、「心」の幸せです。これは「この会社で働けてよかった」という満足感だと思います。それは、次のようなものです。
「この会社で成長できた」
「この会社の人たちと働けてよかった」
「給与も少しは多くもらえた」
「家が建てられた、子どもを学校に行かせられた」
「この会社を誇りに思う」
つまり、次のようなことの総和です。
「仕事を通じて仕事ができるようになった、人間的に成長したという成長感」
「いい人たちと働けた、温かい人間関係が持てたという所属感」
「家も持て豊かな生活ができたという満足感」
「子どもを学校に行かせることができたという達成感」
「会社を誇りに思える満足感」
そして、それを実現するために経済性の追求が必要になるのです。社員の生活を守るために、給与をきちんと払い続けることができるために、会社は利益を上げ続けなければなりません。利益が出なければ社員の給与が払えないばかりか、会社自体が存続できなくなるからです。
また、利益とは会社がつくる「付加価値」です。その付加価値をつくるのは、「社員」なのです。資金投資した部分だけが付加価値をつくるのではなく、社員が付加価値をつくります。したがって、社員は付加価値がつくれるように、「成長」が必要になります。ずっと同じ水準ですべての仕事をしていたら、付加価値が上がらないからです。
人は仕事を通じて、成長し成長感を味わいます。仕事を通じて人と関わり、所属感を持ちます。仕事を通じて、できなかったことができるようになり達成感を味わいます。そして、仕事を通じてつくり上げた実績や、そのときに味わう喜びや感情が、その人の誇りとなるのです。このプロセスが人間性を向上させます。
運営の目的とは社員を幸せにすること、社会に貢献すること、そのために利益を出すことといえます。人間性を追求することが社会性を追求することになり、同時に経済性を追求することになる。この3つの要素を追求していくことが私のビジョンです。
藤岡 真人(ふじおか まさと)
ホームケア土屋 中国