2022年の指針 『 初心を基本に、個の力を組織の力に 』 / 杉隆司(ホームケア土屋 関西 ブロックマネージャー)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

従業員数も1000名を超え、全く関わりあった事の無い方の方が多くなってしまいましたので、改めて自己紹介から始めさせて頂きます。

関西・北陸ブロックを管理担当させて頂いております 杉 と申します。
私は営業職を約20年経験した後、無資格・未経験の状態から介護業界に入職し、現在に至ります。
介護経験は未だ4年弱で、現場就労しながら初任者、実務者、介護福祉士と資格を取ってきました。
社内での立場も約1年半ほど現場就労の後、OM、AM、BMと経験させて頂いております。

表現はよろしくないですが、私は元々介護のお仕事がしたくてこの業界を目指したわけではありません。
ただ、過去に介護職の方々に救われた経験から興味を持ち、調べ、今はここしかない!という気持ちとなりました。

幾つか理由を挙げますと、
・亡き父が生前難病を患い、在宅に戻る希望を抱くも、医療介護が必要な環境が整わず自宅に戻せなかった。
・地元の福井県で父が通所介護を利用させて頂いた際、事業所のスタッフの方々の対応や笑顔に、利用者として父が、介護疲れで疲弊していた母が救われた。
・その結果、離れて暮らしていた私も介護〇〇(離職や離婚など)に直面せず、生活スタイルを変えず過ごせた。

まだまだ色々とありますが、私が体験した事よりも、もっと過酷な環境に置かれている方を新聞やニュースで知り、お一人でも一家族にでも力になりながら仕事として取り組めたら、、、これが私が介護職に就いた原点です。

実際に現場に出て支援対応した時には理想と現実の大幅なギャップを目の当たりにし、これは厳しい、、、と思うことが何度も何度もありました。しかし、クライアントやご家族の姿を見ていると以前の自身の家族と重ねて見え、何とか支えねば、との想いから続けることが出来ました。

それでも毎度回復出来ることもなく、これは辛い、、、と思った時に、現代表取締役の高浜さんや、前大阪マネージャーをされていた現取締役の宮本さんと接する機会が増え、その都度この先の会社の運営方針を詳細に伺い、これならば自分の目指す先と合致すると思え、当時は踏ん張れたのだと思えます。

その後、現在の関西の各事業所を管理されているマネージャーの方々と、エリアを越えた相互人材派遣を契機に関係が深まり、現在関西で勤務されている方々の入職、その結果で今の関西ブロックの管理体制が出来上がりました。本当に多くの仲間の存在に救われて、今仕事を続ける事が出来ています。

この数年で感じ、経験したことは、
個人で支援の想いを貫こうと思うも、所詮1人は1人分の力でしかない。
多くの仲間と協力して前に進む方が、手助け出来る方々は格段に増える。
土屋には『MVV:ミッション・ビジョン・バリュー』が明示され、行動の起点の共有ができている。
です。

現場での支援対応も一人では出来ることが限られていますが、CNの存在やOM・AMが一つとなって事業所を運営することで組織として成立し、複数のクライアントへ支援の継続が出来ています。

このコロナ禍の中、365日24時間、毎日自宅からクライアント宅へ通い、ストレスを抱えながらも職務に就いて下さっている方々に本当に感謝です。介護職の方々は販売・セールスなどの売上第一主義の業種とは違い、単に生活の為稼ぐのではなく、他人を想える気持ちがあるから仕事を続けていけるのだと思います。
大きなことはできませんが、改めてせめて自分が所属している土屋という会社が継続して運営出来る力になれればと思っております。

現在は事業部管理者と併用し、営業推進部というポジションで全国の方と接点を持たせて頂いていますが、本当に多種多様、色々な方の存在を知ることが出来ました。
今年の目標としては、営業推進部が社内の各部署を繋ぎ円滑に活動する潤滑油の存在になり、会社が前進する原動力になりたい。
また個人としても全国の方々とより繋がって、共に仕事をしたいと感じて頂ける様な存在となり、メンバーを募り何か1つプロジェクトを組んで動けたら良いな、と考えています。

これだけ全国から共通の目的を持った方が集まった組織ですので、色々な能力をお持ちの方がおられるはずです。皆で試行錯誤しながら取り組み、形を作って達成感を味わい、最後には祝杯をあげる。
遊びではないのですが、学生部活的なノリで勢いある取り組みも時には良いのではないでしょうか(笑)

まだ漠然としたイメージで許可も下りてはいないのですが、その様な機会が作れた時はご縁のある方とは自然に繋がるものです。楽しみながら過ごしたいと思います。

最後に日々現場支援を継続して下さっているアテンダントの皆様の存在があり、事業所運営が成り立っております。今年も決して楽な1年とはならないかと思いますが、昨年同様に皆様のお力をお借りしながら管理者の一人として運営強化を続けて参りたいと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。

杉隆司(すぎ たかし)
ホームケア土屋 関西 ブロックマネージャー

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