私が介護のお仕事を始めた理由 / 寺内 勝(ホームケア土屋 大宮)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

私がまず「介護」という言葉を頻繁に口にする出来事からお話致します。それは長年勤務していた大手人材派遣会社で自治体案件の委託事業を始めたのがきっかけでした。委託事業の内容は「半年の間で介護の仕事をしたい方に介護職員初任者研修を無料で受講させ、給与も支払い且つOJT先の介護施設も用意し、OJT先と研修生の双方がマッチングしたらその施設に就職できる」という事業でした。約300人の研修生の指導や相談に係るうちに介護関連の仕事に携わりたいという気持ちが芽生えました。

当時の会社には年に一度のキャリアチェンジを人事に申請する事ができる制度がありましたので応募致しました。まだその頃は現場で働くというイメージよりは介護の仕事をしたい方の就労支援が希望でした。人事との面談の際に、現場を知らないと就職の相談にも適切なアドバイスも出来ないだろうという事で介護職員初任者研修を受講し、その後は介護関連のグループ会社に出向しデイサービス勤務になりました。つまり第1回目(ホップ)は「就労支援がやりたい」のが理由でした。

そしてここからが私の本格的な介護に携わる事になります。
デイサービスでは毎日が新鮮な出来事、業務内容でした。朝の会、体操、レクリエーション等の盛り上げ役は私だったので汗をかきながら皆さんと楽しく、笑う喜び。学校のような雰囲気だったので仲良しグループ同士の揉め事仲裁。ご家族とのクレーム処理等、色々と経験ができました。また介護技術の向上、知識取得、事務処理など日々勉強でした。そして暫く続けている内にもっとこのようなデイサービスに来て皆さんと会話しながら笑いあう事もできない方の介護がしたいと考えるようになり、訪問介護の仕事をやりたい。これが第2回目(ステップ)の理由です。

また以前の人材派遣会社では身近に障害者の方が多く勤務していたので全く抵抗もなく自然に接する事もできるので、高齢者だけの枠にとらわれず障害者の方も含めた訪問介護と幅広く探し、そして前職に出会いました。前職に入社していなければ株式会社土屋にも出会えなかったので感謝はしていますが、ここで大きく介護だけではなく社会福祉全般に一生携わり続けたいと決心させたのは株式会社土屋でした。つまりここが第3回目(ジャンプ)の理由です。

会社の理念等も素晴らしいですが企業風土も私に合っていると感じています。
この業界も施設系、訪問系、就労支援系等、色々ありますが、まだ新分野もできる可能性のある業界ですし、世界にも展開できる技術、知識が日本にはあります。

「私たちは探し求める、そして応え続ける、いまだ出会わぬ小さな声に。」これを探しに日本が終われば世界に飛び立ちたいと考えます。
これが私の介護のお仕事を始めた、そして確信させた3つの理由になります。

 

寺内 勝(てらうち まさる)
ホームケア土屋 大宮

 

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