変化したものが、生き残るのだ~2周年を迎えて~ / 上杉秀貴(土屋ケアカレッジ 研修品質責任者)

株式会社土屋が2周年を迎えました。

会社の門出の時、ホームケア土屋でマネージャーをさせていただいていました。
現場や周りの仲間も大きく変わることなく、目まぐるしく忙しい日々を過ごしていましたが、新しくなった会社の価値観や拠り所となる考え方は、自分が「そうあってほしいなと思えるものだ」と感じていました。

2年間で自分を取り巻く環境が大きく変わりました。ホームケア土屋の拡大とともに現在、私の所属する土屋ケアカレッジの規模も大きくなり、業務も多岐にわたるようになってきました。
“すべては現場を支えてくれている事業部のために“というマインドを忘れそうになる瞬間も経験してきました。そしてその度に襟を正してきました。
重度訪問介護の現場から離れてみて、改めて小さな声に応え続ける事業部、そして現場へのリスペクトが止みません。

3年目をむかえるにあたって、自分なりの「3つのこだわり」を整理してみました。

「より高い専門性を身に着けよう。
事業部からの質問に的確に答えられるように。」

「業務の精度をあげよう。
安心感とスピードを事業部に感じてもらえるように。」

「常に笑いを忘れずにいよう。
事業部がいつでも話しかけやすいように。」

カレッジでの仕事は、直接クライアントに関わることはありませんが、株式会社土屋のメイン事業である「重度訪問介護の現場」を担っていただいている事業部のために、バックアップ体制をしっかり築いていこうと思います。

3年目は、土屋ケアカレッジの新たな「チャレンジの年」でもあります。

介護業界の教育事業へのチャレンジです。
社内研修機関の色合いが強かったカレッジも、外部の受講生の方にも門戸を開き、介護業界全体に担い手を増やすべく大きく舵をきりました。

私たちの源泉である重度訪問介護の統合課程に限らず、初任者研修や実務者研修の充実をはかっていくとともに、「未来の介護を担う人達と介護の現場をつなぐ架け橋」として直接的にかかわりを持つようになってきました。
業界には参入したばかりで、まだまだ課題もたくさんありますが、社会課題の解決に向けて少しずつでも前進していると毎日感じています。

1年後の土屋はさらに規模が大きくなっていると想像できます。
進化論で有名なダーウィンの『強いもの、賢いものが生き残るのではない。変化できるものが唯一生き残る』という言葉がありますが、まさに我々も変化をしながら成長していかねばなりません。
今まで持っていた考え方やこだわりも、柔軟に変化していかねばならないこともあるでしょう。
そのような変化も楽しみながら、次の1年を過ごせたら良いと思います。

 

上杉 秀貴(うえすぎ ひでたか)
土屋ケアカレッジ

 

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