私たちが行くべき「現場」はまだまだある~2周年をむかえて~ / 澤田由香(北海道東北ブロックマネージャー / リスクマネジメント委員会委員長)

2周年を迎えることができ本当に嬉しく感じると同時に、更に株式会社 土屋が、社会に貢献し続ける事の重要性を、改めて実感しております。

全国44都道府県でサービスを提供させていただいておりますが、「重度訪問介護」を取り巻く問題も多く、その中で課題も沢山あるかと思います。

在宅生活を望む重度障害の方が増え、在宅支援の必要性や、それに伴う課題もまだある中で、誰もが安心して生きられる社会、重度障害の方に「自分らしい生き方」を送って頂く為には…。そしてまだ支援を必要としている方々、諦め、悩み、苦しんでいる方々も、
沢山存在しているのが現状です。

以前、支援要請があった方とのリモートの会議で、「在宅で継続して暮らしたい」と思うご本人と、複数の他事業所との間で考えに相違があった為、話は平行線で決まらず、衝撃的な言葉も耳にした際は、やるせない気持ちでした。

色々な、障害をお持ちの方と出会い、一人一人の思いは違います。その中でも一人でも多くの障害を抱える人やご家族の支えとなれるよう、小さな声に耳を傾けたいと思います。
また、この先そして未来にも、健常者、障害者、高齢者は存在し続けます。
どの時代においても、分け隔てなく傾聴し合える未来であってほしいとも思います。
これからも沢山の声に応えられるよう、邁進してまいります。

そして・・・人材不足も課題ではありますが、高齢化社会は、大きな社会問題の一つです。日本は高齢化が進んでおり、深刻な問題となっています。
高齢化社会の影響は自治体にも及んでおり、地方から大都市への人口流出で、地方の人口が急速に減り高齢化が進んでいます。

こうした社会状況の中で、色々な視点から介護サービスの充実を図り、持続可能な地域ごとの取り組みを取り入れ、一人でも多くの方々に、幸せだと感じて頂けるような取り組みも行っていきたいと思っております。

澤田由香(さわだ ゆか)
ホームケア土屋 北海道 シニアディレクター
1974年生まれ
北海道 札幌育ち
結婚、出産、子育て、離婚 、自身の病気で暫く入院。その後前職に復帰するが、子育てもひと段落したことがきっかけで2018年人生初の介護職に転職、今現在に至る。
初任者研修・実務者研修取得

 

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