フレキシブルであること~2周年を迎えて~ / 山本沙樹(土屋ケアカレッジ 法務責任者)

時の流れは早いもので、株式会社土屋が創業2年を迎えました。
私の所属する土屋ケアカレッジも創設2年となります。

介護業界の「担い手不足」は日々深刻化し、介護事業者からは常に人手不足が叫ばれています。

そのような状況を緩和すべく、土屋ケアカレッジでは「介護業界への架け橋」になることをビジョンとして掲げ、日々介護研修の運営を行ってきました。

研修機関の運営は、訪問介護事業と同じで「理論通りにはいかないこと」が多くあります。
例えば、新型コロナウイルスの流行です。
創業から約半年後に、日本での新型コロナウイルスの発症が確認され、様々な業種で柔軟な対応が求められました。

それは、私たち研修機関も同じです。

感染拡大を防ぐために、密集・密接に配慮した研修の実施が必要となり、研修の指定申請等を行う各自治体のご担当者様にも研修実施方法の変更等についてご相談させていただきました。
各自治体のご担当者様には、「ルールブック」にはない対応であった場合も、柔軟に対応してくださり、そのおかげで現在の研修が成り立っていると思います。
「担い手不足の解消」に、お力添えくださった各自治体のご担当者様だけではなく、各方面からの様々な支えがあり今日があります。
改めまして、誠にありがとうございます。

おかげさまで土屋ケアカレッジの創設当初は全国8カ所だった教室を、2年後の今、全国23カ所で研修をお届けできる環境が整いました。
少なからず、介護の担い手不足の解消の一助になれたと思っています。

私事にはなりますが、現在2歳と0歳の男の子の子育て真っ最中です。

研修機関への配属が決まってから数か月後に妊娠が発覚し、様々なご配慮をいただきながら仕事を続け、無事出産し、復帰することができました。
長男(2歳)は、1歳の時、よちよちと歩き、よくこける子でした。
病気になりやすかったり、周りと比べて喋る言葉が少なかったりと心配が尽きませんでした。

しかし、2歳を迎えてから、風邪を引くことが減り、よく話す活発な子に成長しました。
よちよち歩きで、私がいないと滑り台を怖がって滑れなかったわが子も、今では私を置いていく勢いで公園を目指して力いっぱい走り、地面を力強く蹴り「高く飛べる」ようになりました。

創設2周年を迎えた土屋ケアカレッジも、様々な社会問題を解決する為に大きく「飛躍」する1年にできるよう、研修運営に取り組んでいきたいと思います。

 

山本沙樹(やまもと さき)
土屋ケアカレッジ 法務責任者

 

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