信頼について / 中野健(監査役)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

「信頼と信用」どちらが仕事にとって必要だろうか?
両方必要だ!これでは、このコラムはここで終了してしまうので、もう少し考えてみます。

「信頼」は、この人なら仕事を任せられるといった感じでしょうか。「期待」している、「あて」にしているといった意味合いを持っているようです。
もう一つの「信用」は、あの人は信用できる。このことは、過去の行動にフォーカスをあてている意味合いを持っているようです。

とすると、信用は歴史・時間が必要であるけれど、信頼は初対面でも得ることが可能と考えることができます。手っ取り早く言うと、「資格を持っているから信頼できる」ということが起きやすくなってしまいます。

医者は病気を治すことができるから信頼できる。学校の先生は聖職者だから信頼できる。しかし、実際は違うことが多々あるのですが。医者や先生の犯罪はあり、ニュースなどで信頼を失ったと言われます。ニュースで「信用を失った」と言われても、そもそも知らない人だから信用していなし。

考えると信頼は作りやすいけれど、信用は作りにくい。信用は実績ベースであるけれど、信頼は今のニーズ(期待)を反映させることができれば作り出すことができてしまう。そうすると、「信頼」は大きなテーマとなってきます。このコラムのテーマを考えた人は、よくよく考えてテーマを決めている可能性が高いとも言えるかも。
難しいぞ「信頼」。

すでに信頼を得ている人は、その信頼が信用になるように努力を求められていると考えて頑張りましょう。求められたニーズ(期待)に対応して信用を積み重ねていくイメージでしょうか。

では、これから信頼を得たい人は、その人が何を期待しているのかを推測することが必要となります。何だか営業の仕方みたいになってきましたが、なんの期待もないところで信頼を作り出すのは、かなり難しくなってしまうでしょう。

と考えると、仕事で必要なことは信頼を得て、信用を作ることであると言えないでしょうか。しかし、人はそれぞれなので、期待されていることを推測することはかなり難しいし、下手をすると自己満足で終わってしまう可能性も高くなってしまう。最近よく言われているLGBTなどの多様性を理解することが、信頼を得るときに、かなり重要な要素になっていくんでしょうね。

いろいろな人に対してニーズを提供する仕事をしていく上で、考えて、考えて、考え抜くことが必要であり、そのときに信頼を得ることができ、そして時間をかけて信用を得ることができるようになると思います。
ここまで書いて、「ふと」思うことは、これで正しいだろうか。

 

◆プロフィール
中野 健(なかの たけし)

財閥、外資で営業・人事・総務・コンサルタントを経験し、福祉・医療を中心とした中野社会保険労務士事務所を開業。人事・総務のよろず相談所として活動中。今日よりもより良い明日を作り出すために、「決意」よりも「行動」をすることを信念としている。

 

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