スピリッツ・ストーリーin清里 / 中野健(監査役)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

私がまだ可愛らしい子供だったころ、「私を待っている人がいる」と百恵ちゃんが歌っていたのは、ググってみたら1978年でした。誰が待っているんだろうと子供心に思っていましたが。

その当時はディスカバー・ジャパンだったころで、山梨県の清里はアンノン族の聖地でした。アンノン族は、雑誌「an・an」などに影響され、さまざまな土地へ旅行したアクティブな女子達とのことです。

私は知らないですが、そのころからバブル期までの清里は凄かったらしいです。翻って現在は、あはれシャッター街となっています。駅前で食事しようと思っても寿司屋くらいしかありません。清里で寿司屋は冗談になるので、少し歩くと蕎麦屋とラーメン屋があります。

さて、あはれ清里ですが、半世紀続く「萌木の村」があります。1万坪くらいの森の中に20を超える施設があります。そもそも清里は、ポール・ラッシュ博士が清里で酪農を発展させ、高冷地でも育つ野菜を作るためのモデル農園を作りました。それまでの食糧難の時代、高冷地の清里では木の皮を食べて飢えを凌いだとも言われていました。博士が開拓したところでした。その博士の弟子であった舟木氏が萌木の村を設立しました。

清里の華やかしころの文化と自然の調和があり、代表的なレストランROCKでは建物の下で作っているすごく美味い地ビールがあり、カレー、ビーフシチューも。ホテルハット・ウォールデン清里があり、そして夏には清里フィールドバレエが開催されます。特にフィールドバレエは、リハーサルが無料で見学でき、リハーサルのときと本場のときのバレエダンサー達の違いを見ることができます。一度は、観劇する価値があると思います。当然私も。

その萌木の村ですが、入場は無料です。駐車場も無料です。飲み物とお弁当を持参して散策するとお金が要りません。村は整備されていて、整備された庭園は里山になっているので楽しい散策ができます。

メインのROCKはロイヤルガーデンカフェ青山みたいなお洒落なレストランです。値段は東京と大差ないですが内容はボリューミーなので、カップルで多く注文するとちょっと危険です。ビールの方はしつこいですが絶品です。ここの欠点は、休みの日に行くと混んでいて、必ず並ぶこととなります。

趣味が旅行で、出張も多く、いろいろな所へ行くことが多いので、いろいろなお店(企業体)に出会います。日本で一番素敵な美瑛のbi.blé、フクギ並木のカフェ チャハヤブランなどなど。どこもスピリッツ・ストーリーがあり、そして継続していることが、やっぱり凄いことだと思います。

思いと経営のバランスをとらなければ、本物ではないと思っています。早く、ROCK、bi.blé、カフェ チャハヤブランへ行きたい。

 

◆プロフィール
中野 健(なかの たけし)

財閥、外資で営業・人事・総務・コンサルタントを経験し、福祉・医療を中心とした中野社会保険労務士事務所を開業。人事・総務のよろず相談所として活動中。今日よりもより良い明日を作り出すために、「決意」よりも「行動」をすることを信念としている。

 

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