土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)
皆さんもご存じの通り、成人式は20歳で迎える人が多いですよね。
しかし、近年では1/2成人式なるものがありまして、10歳を祝う形の一つとして広がっている?みたいです。
というもの、子供の通う小学校ではその1/2成人式が4年生の行事の一つとして学校で執り行われているのです。
校長先生にも参加してもらい、卒業式のように一人ひとり名前を呼ばれ賞状をもらいに行く。
子供たちは名前を呼ばれたら返事をして、校長先生のもとまで歩きます。
やはり緊張している様子の子供たち。
こういう場面では、緊張から手と足が一緒に出てしまう生徒が一人はいるものですが、みんなしっかりと歩いています。
賞状を受け取り、自分の夢について一言。
息子は、
「ぼくの夢はサッカー選手になることです。これからは、週に2回しかない練習を真面目にやろうと思います。」
これには、えっ?この3年間の私たち夫婦の頑張りはなんだったんだ!
とつい言いたくなりました。
週に2回といえど、サッカーの送迎に車で片道20分。
送りと迎え、それぞれ往復するのでそれだけでかなり時間を奪われます。
さらには週末に試合となれば、一日外で過ごすことになり、休みの日も疲れて終わりです。
まぁそれでも10歳なんてそんなもんでしょと諦めつつ、「サッカー選手になりたい」と言ったから許してやろうなんて思ったり。
私がサッカーを好きなんで、英才教育をしていると思われる方もいるかもしれませんが、息子にサッカーを教えたことなんてほとんどないんです。
息子もプライドからか、私に「サッカーを教えて」なんて言ってきません。
私は私で、息子が言ってこないもんだから、教えてやるもんかと思ったり。
妻が言うには「血は繋がってないけど、よく似てる」とのことです。
自分が10歳の頃を思い出してみましたが、まぁ似ているのかもしれません。
色々と好き勝手やっていた気はします。
親から見たら「おいおい」ってことも、10歳なりに頑張って考えた結果なんだと思います。
私も分かってはいるつもりなんですけど、いざ目の前でされると「こらー」って怒っちゃうんですよね。
父親歴5年。
まだまだ修行が足らないようです。。。
池田 憲治(いけだ けんじ)
ホームケア土屋 中国