頼り頼られ、助けられ助け、そうやって続いて行けばいい~創業2周年を迎えて~ / 寺内勝(ホームケア土屋 関東 ブロックマネージャー)

創業2周年おめでとうございます。私は少し遅れた令和2年11月に入社しましたが、2年も経ったことが、早く感じられます。

関東ブロックは0からのスタートで、東京の板橋区に関東事務所を立ち上げ、その当時の職員は4名。営業活動、支援の毎日でした。
翌年から徐々に常勤・非常勤アテンダントの皆さんが入社してくださり、活気が出てきました。そして6月に習志野事務所の開業を皮切りに大宮、かながわ、高崎、茨城が開業し、やっとブロックらしく体制が整い始めて、現在に至ります。

令和2年の出来事と言え、現在でも続いているコロナウイルスです。
感染が拡大し、緊急事態宣言が発令されました。また感染を防ぐために国民がマスク、消毒液を、急激に消費することにより品不足が起こり、本来不足してはいけない医療関係者に影響があった時代でした。そして働き方として新たに「テレワーク」が生まれたのもこの時代でしたね。またパラリンピックの延期もありました。

また創業○○周年は様々な企業で耳にしますが、現在の上場企業で古い順から、①松井建設②住友金属鉱山③養命酒④小津産業⑤ユアサ商事・・・・と続きます。

商品は別にして、やはり製造業は長寿の企業が多いようです。
逆にサービス業は、長寿が難しいことが分かります。また長寿企業の割合も日本は高く、諸外国に比べると、新規産業が参入しにくい土壌で保守的な国なのかもしれません。

私達の業界自体まだ歴史は浅く、国の施策にも左右される業界ではあります。その中で私達の会社はまだ生まれて2年、今は導入期その後成長期に入り、次に成熟期になります。

如何に成長期を長く保ち、「成熟期に何をするか」が鍵になると思います。そして何よりも我々の地盤は税金が主なので、人口や都道府県の成長率、法律等にも大きく影響されます。またコンプライアンスが非常に厳しい業界なので気が抜けません。

しかし厳しい業界ではありますが、永遠に「日本がある以上なくてはならない業界」でもあり、そしてとても人の役にたつ仕事です。ただ、賃金や世間の評価はまだ低い部分もあるので、業界全体が「一枚岩」になって取り組まなければいけない課題もあると思います。

そして、まだまだ全部の「小さな声」を探せていません、「声にならない声」も探せていません。これからも社員一同想いを1つにして全部の声を拾えるように努力し、創業30年、50年を目指して声を拾い続けます。

最後に「もっと他人の力を借りよう、借りていいんだよ!」という世の中になってほしいと切に思います。

 

◆プロフィール

関東ブロック ホームケア土屋高崎
エリアマネージャー
茨城県まれ。
今までの職業はアパレル業界でカジュアル店舗の店長、人材派遣会社での営業、プロジェクトマネージャーとして委託案件に多く携わる。その人材派遣会社のキャリアチェンジ制度を利用してグループ会社のデイサービスで管理者として勤務、これがこの業界に入るターニングポイントになる。その後は私の好奇心に火が付き福祉業界をもっと知りたいと思い、退職。そして新たに重度訪問介護中心の会社に就職して基礎を学び、株式会社土屋に転職しました。

 

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