出帆した新生土屋について/宮本武尊(CMO 最高マーケティング責任者)

土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)

「会社辞めるかも。マンション買ったばっかだけど売りに出して、安いアパートに住むか、どっか田舎で自給自足生活することになっても大丈夫?」

茜色の夕焼けが温かなある日、妻が作ったハンバーグをフォークで刺して口に運びながら転職をほのめかした。

「うん、自給自足は良いと思う!古民家とかに住んで畑で野菜育てたりして暮らすのも楽しそう!」

当時1歳の娘がいることに加え、普段から保守的な性格の妻から出たその言葉に、驚きと安心と勇気を与えられた。

その後も妻に会社の状況や考え、自分の考えや未来について熱心に伝え共感を得ることができた。

私の転職はリアルへと向かったのである。

ついでに ”仕事” ”家族” ”自分自身”

について改めて深く考えてみた。

“目的”がない頃の私だったら、家族との時間をいかに捻出できるかに注目し、仕事は家族で生きていくための”手段”でしかなかったと思う。

ある意味正しいが”人生の目的”と”仕事の目的”が重ねられないことに時間を費やすのは、モチベーションが保たず続かない自分の癖を知っているのでフィットする方法ではない。

さぁ、自由になれるぞ。
さて、なにをしようか?

久しぶりに転職を視野に入れた私は胸に手を当て高鳴る鼓動を感じていた。

一旦すべてを脱ぎ捨てた心の中には、明らかな”目的”と”夢”があることがわかった。

そして私は、人生の中で1番長く勤めた会社を辞めて株式会社土屋へと入社した。

高浜代表をはじめ役員方の人柄に惹かれ考えに共感し、新生土屋が掲げたMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)に感動し深く賛同したのである。

【ミッション】
探し求める小さな声を ありったけの誇らしさと共に

【ビジョン】
多様な声が聴こえる 交響圏へ

バリュー全12項目は新生土屋が求める人物像が象徴されている。

ミッションを遂行しビジョンを目指していく上で必要な”自分自身の在り方”

このバリュー内面化を目的とした努力によるメリットの一つは”人格”を磨くことができるということ。

完璧な人間は世の中に誰一人としていないということを前提とし、未熟な私にとって新生土屋のバリューを念頭に日々努力していけば、自分と自分に関わる人達の人生を豊かにする利にもなると信じている。

やがて私たちの特性となり一体性が生まれ、クライアント含め社外の方からは

「土屋のスタッフはここが凄いですよね」
「土屋の人達はこういうところが特徴的ですよね」

というように共通して足並みが揃った見え方にもなる。

近い将来、世の中には【土屋ブランド】が確立されていると私は推測している。

 

◆プロフィール
宮本 武尊(みやもと たける)
1986年、青森県生まれ

1児の父。元キックボクシングジムインストラクター。憧れのイタリアでジム設立を目指しながら介護業界へ。重度訪問介護事業で広域的なマネジメントを経験。ソーシャルビジネスの素晴らしさに魅了され、社会起業家を志す。趣味はYouTube視聴。

 

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