2023年の抱負~今年は積極的に、かつ、しなやかに、コミュニケーションをもって~ / 野呂一樹(障害者日中活動支援チーム ゼネラルマネージャー)

年齢を積み重ねてきているせいもあるのかもしれませんが、株式会社土屋での日々は本当に一日一週一月が早く過ぎていき、少し手間取っていると様々な面であっという間に置いてけぼりになっていくのを感じます。

株式会社土屋立ち上げの忙しさが先月のようにも、はるか10年以上前の昔のようにも感じる2023年の株式会社土屋での新年を迎えました。
昨年一年間は、自分を高めるための勉強を重ねることができた一年だったかと思い返します。子会社を任せていただいたことによる今までとは違う目線での運営、新規事業に関しての新しいチャレンジ、まだ見ぬ小さな声に応える準備をしてきた一年だったように感じております。

昨年は、重度訪問介護という事業のみで勤務していた立場では見えなかった景色や、聞こえなかった小さな声が本当にたくさんあると感じました。

施設から追い出される障害者
医療的ケアが必要な子どもたちの居場所
送迎に距離があるからという理由でサービスを受けられない方
会社経営に関しても、天候一つで変わる生産量の増減や、外的要因による物価の高騰による疲弊等

情報としては認識している事柄ではありましたが、やはり実際の声として耳に入ると断腸の思いに感じてしまいます。

昨年の経験を活かし、2023年はこの声に一つでも応えていきたいと心より感じました。

また昨年は、どちらかというと消極的に物事を進めている自分に気づいた時期がありました。失敗を恐れる、というより、失敗のダメージが自分以外にある場合に臆病になっていたという表現が一番近い気がします。

今は、慎重さは大事だと思う反面、臆病すぎるのはよくなく、柔軟に対応しつつ、チームみんなで乗り越えるために同じ方向に向くためのコミュニケーションを重ねています。

会社や自分の成長が止まってしまうと、上記の小さな声に応えることができなくなり、より小さな声が多くなってしまいます。

会社だけが大きくなるのではなく、個人だけが走るのではなく、想いだけが進むのではなく、スピード感に遅れることなく積極的に、コミュニケーションを重ねて同じ想いを積み重ね、個々人が柔軟に成長できる2023年にしていきたいと考えております。

プロフィール

野呂一樹(のろ かずき)
ホームケア土屋 関西 ブロックマネージャー

 

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