【「小さな声」を探し求める―「個」が躍動する組織のつくり方― 書評】第2回 S1グランプリ 増田 かおる(ホームケア土屋三重)

自己肯定感を上げてくれた重度訪問介護/増田 かおる(ホームケア土屋三重)

私は指定障害者支援施設に長く勤務していましたが、往復2時間の長距離通勤であった為、50代を迎える前に地元への転職を考え始めました。

重度訪問介護の存在は知っていましたが、「重度」=「大変」という勝手な思い込みから最初は転職先の候補から外していました。
それでも待遇の良さに惹かれて「医療的ケア」に不安を抱きながらも挑戦してみることにしました。

重度訪問介護の事業所は他にもありましたが、私が土屋を選んだ理由は二つあります。
まず一つ目は「株式会社 土屋」で検索して開いたサイトにあった高浜代表の写真です。

よくある挨拶用に準備された嘘くさい笑顔の写真ではなく、川の側でアウトドアチェアーに座り遠くに目を向けるその姿は、メンズファッションモデルのようで、その魅力に惹きつけられスマホ画面いっぱいに拡大して食い入るように拝見させていただきました。

共著でも皆さんが高浜代表のお人柄の素晴らしさについて多く語られており、リーダーシップ力の高さとそのカリスマ性に惚れ込み「一緒に仕事がしたい」「ついて行きたい」と思われたそうで、私が写真を拝見して感じた何とも表現できない代表の魅力を言語化してくださっている感じがして感動しました。

また、社名の由来も衝撃でした。
機会があればその産婦人科の跡地である土屋の聖地に行ってみたいと思います。

二つ目は土屋グループの理念、バリュー⑧に感銘を受けたことです。
『深く聴こう 丁寧に語ろう できるを認め合い できないを語り合おう』こんな素敵な言葉を行動指針にしている会社なら絶対職員を大切にしてくれると確信し、求人サイトに応募しました。

初めてのweb面接でとても緊張しましたが、私を入社に導いてくださった3名の上長にはとても感謝しております。

また、土屋カレッジで受講した統合課程2日目に、三重の管理者さんがわざわざ教室まで足を運んで会いに来てくださり、その時に「管理者を目指しませんか?」とのお言葉をいただけたことは今でも忘れられません。

新人研修でも、土屋では誰もがキャリアアップできるように、さまざまなポストが準備されているということをお聞きし「あと10歳若ければ、東海エリアのマネージャーになれたかも」なんて自分を過剰評価して妄想を楽しみました。

入所施設での経験が長い私は、重度訪問介護とのギャップに戸惑うことも多く、失敗もありますが、コーディネーターさんが上手くフォローしてくださるので安心して支援に入らせていただけています。

支援先のクライアントが講義中に「重度訪問介護のヘルパーさんは、本当に貴重な存在です」とおっしゃっているのを聞いて、その仕事に携わっている自分を初めて誇らしく思えました。

また、私が作るご飯を楽しみにしてくださり、食事介助の際いつも「うまい!」と言って笑顔を見せてくださるたびに、ささやかではありますが、クライアントの生活を豊かなものにするお手伝いができていると実感し、今までに感じたことのないやり甲斐を感じながら支援に入らせていただいております。

共著の中で杉隆司さんが、高浜代表は「灯台の光」で自分達は「船」と表現されています。

私達新入社員はその船の乗組員の1人にすぎませんが、その光(理念)を見失うことのないように、そして「小さな声」を聞き逃さないように日々の支援に入らせていただきます。

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