
「小さな声」を探し求める/江本 真一(ホームケア土屋下関)
「愚直であれ。誠実であれ。」
「誠心誠意は必ず伝わる。」
私の最も尊敬する人物である、私の祖父からの教訓です。
本書を読まして頂き、亡き祖父からの教訓と通ずるものを感じ、大変共感していると共に、大変嬉しく思っています。
その中で、特に深く心に響く言葉を挙げさせて頂くと共に、私の感じた事を一文添えさせて頂きます。
一、 真面目に誠実に、愚直に向き合う。そして、子どもや愛する人に、また、愛してくれる人に、恥じない生き方をする。恥じる事のない様な人となる。
この文章は正に、私の祖父の教えに重なり合う、最も共感される言葉です。そして、この文章に勝手ながら、もう一言、祖父の言葉、教えを付け加えさせて頂きます。
「人の為になる生き方、人物となれ。」
二、 中庸の精神、厳しすぎず、甘すぎず、
この一文を読ませて頂き、瞬時に、釈迦が悟りを開き、仏陀となった「一念の瞬間」の話を思い浮かべました。
琴の弦は、張りすぎると切れてしまい、緩すぎると音を奏でない。両極端に偏らず、ある一点を見つけ出す。
この教えは私達の日常生活においても、介護においても大切な教えです。流されやすく、揺れ動く私達の心。
そのような私達の心を平穏に保ち、そして、その心を以ってして、人と接する。大切な心構えだと思います。
三、 誰かからの優しさを、自分の中で大切にし、そして次の人、周りの人に受け渡す。
この一文には、希望を感じます。この優しさの連鎖が蔓延すれば、世界の平和も、あるいは可能かも知れません。
「一本のロウソクの火で、何本ものロウソクに火を灯す事が出来る」。しかも、最初の一本のロウソクの炎が小さくなることはない。
私達の心の中にある幸せと優しさの光を、周囲の人へ伝え続けていきたい、希望に満ちた一文です。
四、 認知症の母に、何故もっと優しくしてあげられなかったのか、
この悔恨の一文、思いを読まれた方々は誰しも、心に同じような痛みを感じたのではないでしょうか?
形は違えど、誰しもが似たような経験があるのではないでしょうか?
そのような方々はきっと、この一文を書かれた方のように、今の自分が過去の自分を癒やし、赦しつつあるのだと思います。
介護・看護の世界におられる方々はきっと、誰かを癒やし、自分を癒やしているのだと思います。
共感させて頂いたお言葉は、まだまだ沢山ありますが、私の感じたことを綴るのは、これまでとさせて頂きます。ありがとうございました。
そして最後に、土屋の皆様と共に同じ想いで働かせて頂ける事を嬉しく、誇りに思っています。
ありがとうございました。





















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